ウィーン・フォルクスオーパー 「メリー・ウィドウ」 | |
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2012年5月25日(金) 18:30 東京文化会館 大ホール | |
レハール:メリー・ウィドウ Die lustige Witwe 第1幕 指揮:エンリコ・ドヴィコ ミルコ・ツェータ:クルト・シュライプマイヤー ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団 |
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昨日から東京出張中。今回の出張の予定は夕方で終わったのですが、明日が休みの週なので、もう一泊して、コンサートに行くことにしました。 昨年秋の「古事記」以来の東京文化会館です。さすがに東京。外国人も多く、上品そうなご婦人方が多数おられ、田舎者はロビーにいるだけでわくわくしてしまいます。 ステージは、後方にパリ俯瞰するような景色が描かれ、シンプルなセットが出入りするだけですが、華やかな雰囲気が表現されていて十分でした。 ダブルキャスト、トリプルキャストの出演者の中で、今日の出演者がどうなのかは比較しようがありませんが、良かったのではないでしょうか。 新潟と違って、オペラの常連さんが多いようで、ポイントごとにタイミング良くブラボーの声が上がったり、手拍子されたり。慣れた人が多そうなのは、さすがに東京と感服しました。 オケの音は柔らかく、ビロードのような弦の音色は、ウィーンの香りが漂うようでした。心地よいワルツの調べにうっとりとし、つかの間の幸福感を味わいました。 こういう贅沢はめったにできませんが、たまには非日常を味わうことも大切と思います。休憩時間にワインを飲んでおられる高貴な方々を横目に、自販機のペットボトルを飲んでいる私は、やっぱり心が貧しいんだなあと実感してしまいました。 (客席:1階28−20、ウィンナーシート:20000円) |