藝大定期第351回 第46回藝大学生オーケストラ | |
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2012年5月24日(木) 19:00 東京藝術大学奏楽堂 | |
指揮:尾高忠明 トランペット:栃本浩規 管弦楽:東京藝大シンフォニーオーケストラ |
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ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe-1 (休憩20分) ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47 |
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東京出張の夜、せっかくなので音楽を聴こうと、このコンサートに行きました。藝大オケに魅力があるのはもちろんですが、会場の奏楽堂に行ったことがなかったので、どんなホールか興味がありました。 上野駅公園口から公園をブラブラ歩き、旧奏楽堂の前を通り、数分で奏楽堂に到着しました。藝大の門を入った突き当たりに奏楽堂があります。自由席ということもあり、開場待ちの行列ができていて、私も並びました。 ホールはシューボックス型で、木質感のある館内は華美な装飾は全くありませんが、落ち着きを感じさせます。正面には巨大なパイプオルガンが鎮座。 拍手の中に団員が入場してチューニング。尾高さんが登場して、最初はモーツァルトの32番です。全3楽章が切れ目なく演奏される短い曲なので、あっという間に終わりましたが、オケの演奏のすばらしさは言うまでもなく、ホールの響きの美しさに感動しました。非常に澄んだ、クリアな響きです。ボワーっとしたお風呂場サウンドとは異なり、透明感あり、各楽器の音が解像度良く、客席に届きます。 2曲目は藝大准教授の栃本さんの独奏によるトランペット協奏曲です。オケも独奏もお見事でした。こういう小編成の静かな曲を聴くには適したホールであり、柔らかな音に包み込まれて心地良かったです。 休憩後は、メインのタコ5です。前半よりオケの編成は大きくなりました。演奏は申し分なく、満足できるものでしたが、響きは前半と違って、問題を感じました。 (17−14、全席自由:1500円) |