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村上選(尾道の洋画家)

村上選(むらかみ えらぶ)

第76回一水会展作品「裏通り」(村上選)

村上選さんは、尾道市向島町在住の画家です。

地方在住の画家としては極めて珍しいことだと思いますが、日本橋三越本店の美術画廊で、なんと7回も連続で個展を開いています。

地元でもまだこの偉業を知らない人がいるようなので、ご紹介したいと思います。

  • 略歴
  • 向島町民は村上選先生のことをもっとPRしよう!
  • 山陽日日新聞の記事(2015年2月6日付)

(金森国臣 2014年11月)(山陽日日新聞の記事を追加 2015年2月)


略歴

1944年 広島県尾道市に生まれる

1982年 一水会展佳作賞受賞

1985年 小林和作美術振興奨励賞受賞

1986年 一水会展安井奨励賞受賞

1987年 日展入選(20回入選)

1988年 安井賞展入選(2回入選)

1988年 個展(広島福屋 以後8回)

1992年 個展(福山天満屋 以後8回)

1995年 個展(福山しぶや美術館)

1996年 二人展(尾道市立美術館)

1996年 個展(日本橋三越本店 以後7回)

2000年 一水会展石井柏亭奨励賞受賞

2000年 個展(阪急百貨店大阪うめだ本店 以後3回)

2002年 二人展(尾道なかた美術館)

2004年 一水会展佳作賞受賞

2005年 個展(尾道なかた美術館)

2007年 一水会展佳作賞受賞

2008年 一水会展第70回記念賞受賞

2012年 個展(JR大阪三越伊勢丹)

2014年 個展(日本橋三越本店)

現在  一水会会員、日展会友


向島町民は村上選先生のことをもっとPRしよう!

村上選先生が、日本橋三越本店で7回目となる個展を開きましたが、実はこれは大変なことであって、もっとPRしてもよいかと思い、少し書くことにしました。

私は東京に住んでいる期間が長かったのですが、一時期は通勤に都営浅草線を利用していました。

浅草線は、西馬込と押上の間を走っている地下鉄ですが、途中に東銀座駅があり、ここで下車して数分も歩けば銀座の中心部に出ます。

銀座には画廊が数多くあり、絵画に詳しい知人の勧めもあって、画廊を訪ね歩くようになりました。宝町駅まで一駅歩けば軽い運動にもなります。そのうちに、現代美術を中心に無名作家の小品を購入するようにもなりました。

画廊のオーナーや作家と親しくなってくると、この「業界」も魑魅魍魎の世界であることがわかってきます。例えば、その最たるものとしては、ある新聞の学芸欄の担当記者は、小品とはいえ、地方のさえない美術館よりも充実したコレクションを持っているという話などです。

理由は簡単で、この新聞で取り上げられると個展の来場者が増え、結果的に売り上げが伸びるし、高評価の記事が出れば世の中に認められる糸口にもなります。あれこれのやり取りがあるのは当然のことだろうと思います。

そうした話のなかで銀座三越店での個展が話題になったことがあります。事情も知らず開催すればよいのではないかと提案すると、間髪を入れず無理との答えが返ってきました。

とにかくハードルが高いのだそうです。一定の売り上げが見込めることは無論のこと、ある程度の画格を備えていることが必須条件とのことでした。となると、現代美術の作家では、まず無理ということになります。

村上先生は、銀座店ではなく日本橋本店で個展を開催されているわけですが、違いは本社と支社の関係であるといってよいかと思います。この違いをどう表現すればよいかはわかりませんが、例えば、皇族が買い物に訪れるのは、銀座店ではなく日本橋本店です。とにかく一段とハードルが高くなります。

地方の洋画家がここで個展を開くことは実に稀で、これを三年に一度、7回連続で開催しているとなると、相当な話題になってもおかしくないのですが、小さくサラッと書いてあるだけです。

おそらくは広島の福屋での個展と同じ扱いにしているからだろうと思いますが、私は逆にこのことに驚き、ショックも受けています。

この誤った認識を変えるためにも、もっとPRしてよいかと思い、そのきっかけになればと考え、少し書いてみることにしました。

(2014年12月 随時追加訂正します。)


洋画家、村上選さんの偉業(山陽日日新聞 2015年2月6日付)

地元日刊紙の山陽日日新聞の記者から問い合わせがあり、このページの内容を寄稿文のかたちで掲載してよいかとの問い合わせがありました。

もちろん了解し、下記掲載のような新聞記事になりました。導入部が追加されただけで、その他の内容は同じです。


洋画家、村上選さんの偉業(山陽日日新聞 2015年2月6日付)

東京に住んでいた向島町、翻訳家で軍事用語専門家、金森國臣さんに同郷の洋画家、一水会会員、日展会友、村上選さんが3年に一度、7回連続で東京日本橋三越本店で個展を開いている意義と意味について寄稿してもらった。日本橋三越本店が芸術家にとって、どんな晴れ舞台なのか、秘話なども交え披露してもらった。

(以下同文)


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