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英日翻訳における翻訳ソフトの活用方法

英日翻訳における翻訳ソフトの活用方法

英日翻訳における翻訳ソフトの活用方法

ご注意:

人工知能を利用した翻訳サイトが、Google、IBM、Microsoftから無償で提供されています。

通常は、これらのサイトを利用することで、翻訳の質や量を高めることができます。

翻訳ソフトは、企業秘密に属する情報を翻訳するときなどに、限られると思います。

下記の内容は古くなっており、役立たない可能性があります。

自分の個人史として、またSEO対策として残しています。(2019年12月追記)


翻訳ソフト(LogoVista)を使って英日翻訳の仕事をこなしています。作業はおもにテキスト・エディター(WZ Editor 5.0)で行っています。

ノウハウというほどのものはありませんが、作業工程についてご紹介します。翻訳ソフトを導入しようと考えている方の参考になればと思います。

(2010年1月 金森国臣)(2013年1月 若干の手直し)


翻訳ソフトを使った翻訳の手順

以下の手順で翻訳を行っています。

  1. 原文をプレーン・テキストに変換する
  2. 未登録語を検出して辞書に登録する
  3. 原文のテキストを整形する
  4. 翻訳ソフトにかける
  5. テキスト・エディタで作業する

(1)原文をプレーン・テキストに変換する

翻訳の原文は、ほとんどはWord形式やPowerPoint形式、PDF形式で提供されるので、まずこれをプレーン・テキスト(書体や文字サイズを固定にした修飾のない文書)にしている。

LogoVistaには、Word形式でもそのまま翻訳できる機能があったと思うが、テキスト形式にしておくと後々の扱いが便利なのでそうしている。PowerPoint形式となると作業量はかなり増えるが、これはやむを得ない。

(2)未登録語を検出して辞書に登録する

LogoVistaには、辞書に登録されてない「未知語」をチェックして書き出す機能があり、これを利用して未登録語を検出している。

辞書の充実とともに未登録語は徐々に減少してくるが、それでも多い時には数十語にもなり、これの対訳を調べて登録するにはかなりの時間がかかる。

しかし、結局どこかで訳語を調べなければならないので、最初にやることにしている。

単語の登録であるが、例えば「CAT CAT」が未登録語として見つかった場合、この「CAT CAT」をそのまま登録するのではなく、前後の単語も含め、一つの用語として登録するようにしている。

原文のテキストをチェックし、「CAT CAT file」という用語があれば、これの対訳語である「CAT CATファイル」を辞書に登録する。こうすることで翻訳の精度は高くなる。

辞書に登録した用語は、どこかに備忘的に記録しておくと、あとで役に立つことがある。

a fiber run 光ファイバーの配線 (?)
might be 思える (参考用)
Sandra Kay Miller Sandra Kay Miller (人名)

(3)原文のテキストを整形する

「整形」という表現が適切かどうか不明だが、翻訳ソフトが翻訳しやすい(と自分で思っている)形に直している。もちろん、元のファイルは別ファイルとして残し、コピーしたファイルでこの作業は行う。

基本的には、一文の切れ目を明確にするために「改行」を2つ入力しているのだが、LogoVistaにもこの機能があるので、二重手間と言えばそうなるかもしれない。

ピリオドや疑問符を検索で見つけ、改行キーを2回押すという単純な作業だが 、タブも置き換えている。

"A cease-fire is not enough," she said last year.「改行」「改行」"We have to have a political settlement if there is to be a lasting peace."

やたらに長い文章があり、その中にコロンやセミコロンがあれば、それらも改行に置き換えている。

文章の中に番号項目があれば、それは迷わずバラバラに分割している。

文章を区切ってしまうと段落の前後関係が不明になり、Word形式など、元のファイルへのコピー&ペースト(C&V)がやりにくくなるので、段落を示すため、ハイフンを2つ(--)並べて入力している。

--「改行」
「改行」
aaaaaaa.「改行」
「改行」
bbbbbbb.「改行」
「改行」
--「改行」

(4)翻訳ソフトにかける

整形したテキストをソフトに翻訳させるのだが、翻訳の量は1000語を目処にしている。

未登録語をすべて洗い出したと思っていても、相当数の複合語が未登録として残っているので、こまめに辞書登録をするため、この程度の量に抑えている。例えば、「input」と「file」は登録していても、「input file」は登録していないことがある。

翻訳結果の出力形式は、「上下対訳」にしている。

出力ファイルはそのままエディタで読み込めるはずなのだが、設定の関係か読み込むことができないので、今はWordで読み込んで、それをコピーして、翻訳作業に使うテキスト・ファイルに貼り付けている。(原因は、JISコードとかEUCコードとか、その関係だと思う。)

(5)テキスト・エディタで作業する

「上下対訳」で出力された結果を下敷きに翻訳作業を進めることになるが、この段階で何か工夫があるとすれば、翻訳を行う際に、英語の文頭には「E>>」、日本語には「J>>」を付けている。入力の手間を省くため、IMEにそれぞれ「えい」および「わ」で単語登録をしている。

E>>December 1998
J>>1998年12月

符号を付けておくことで、英語部分だけを削除し、日本語部分を抜き出してWordや一太郎の校閲機能でチェックすることができるし、また、LogoVistaへ登録する事例文の形式に簡単に直すことができる。

テキスト・エディタを使っている理由

視力が弱いので文字を拡大表示させる必要があること。

また、これが最大の理由になるが、テキスト・エディタ(WZ)の操作に慣れてしまっているので、これからなかなか離れることができないこと。

用語集をテキスト形式で大量に保有しているが、この検索にエディタのGrep機能が欠かせないという理由もある。


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