「赤穂米を脱穀しよう」

1998.11.17


 私たち5年生が、半年がかりで大切に育てた「赤穂米」。ほんのわずかでしたが、収穫したお米を、試食するため、まず手始めに脱穀してみることにしました。


「掛け干し」(10月22日〜)

 稲刈りの翌日から、穂をよく乾燥させるために、ぞうきん掛けに逆さにつるしておきました。スズメに食べられないように、教室の窓際に置くことにしました。

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「水分測定」(10月29日)

 穂についているもみが、どれくらい乾燥したかを、専用の器具を使って測ってみることにしました。初めに、穂から数粒を外し、小さなもみすり器でカラをむいて玄米にしました。それをピンセットで拾って、お皿の上にのせます。

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 それを器具の中に差し込み、ハンドルをギュッと回すと、お米の中に含まれる水分の量が表示されます。

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 私たちの育てたお米は、12.4%で、標準の14〜15%に比べてだいぶ乾燥させすぎてしまった、ということが分かりました。


「脱穀(だっこく)」(10月30日)

 よく乾燥した穂から、1本1本手でもみを外す、「脱穀(だっこく)」をしていきました。

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 とても時間がかかりましたが、一粒もむだにしないよう、大切に大切に脱穀していきました。


「重さ予想」(10月31日)

 「脱穀(だっこく)」したもみがどれくらいの重さがあるのか、みんなで予想してみることにしました。5年4組の29人が予想した重さと実際の結果は、以下の通りです。

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最小

最大

平均

実際

24g

3,500g

738.9g

410g

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最小

最大

平均

実際

22g

4,000g

721.2g

630g

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 思っていたよりも、ずっと少なかったので、みんなとてもがっかりしました。


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