私たち5年生が、半年がかりで大切に育てた「赤穂米」。ほんのわずかでしたが、収穫したお米を、試食するため、まず手始めに脱穀してみることにしました。
稲刈りの翌日から、穂をよく乾燥させるために、ぞうきん掛けに逆さにつるしておきました。スズメに食べられないように、教室の窓際に置くことにしました。
穂についているもみが、どれくらい乾燥したかを、専用の器具を使って測ってみることにしました。初めに、穂から数粒を外し、小さなもみすり器でカラをむいて玄米にしました。それをピンセットで拾って、お皿の上にのせます。
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それを器具の中に差し込み、ハンドルをギュッと回すと、お米の中に含まれる水分の量が表示されます。
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私たちの育てたお米は、12.4%で、標準の14〜15%に比べてだいぶ乾燥させすぎてしまった、ということが分かりました。
よく乾燥した穂から、1本1本手でもみを外す、「脱穀(だっこく)」をしていきました。
とても時間がかかりましたが、一粒もむだにしないよう、大切に大切に脱穀していきました。
「脱穀(だっこく)」したもみがどれくらいの重さがあるのか、みんなで予想してみることにしました。5年4組の29人が予想した重さと実際の結果は、以下の通りです。
「ヒノヒカリ」
最小
最大
平均
実際
24g
3,500g
738.9g
410g
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「赤穂米」
最小
最大
平均
実際
22g
4,000g
721.2g
630g
思っていたよりも、ずっと少なかったので、みんなとてもがっかりしました。