googleアドセンス研究(25)

放置していたら上位から消えた
 時事問題のキーワードで上位表示されていたサイトが最近消えている。このことに気がついたのは上位表示されなくなってから半年もたった後だったのだが、過去の上位表示状況がRanking Tracerにて確認できる。去年の12月に上位表示から消えている。なおかつ、表示順位が下がったのではなくまったくgoogleの検索から外れているのだ。
 原因がわからないまま、キーワード解析にかけてみると「時事」と「問題」を合わせて5.0%の割合になる。かねてから、キーワードは本文の長さにもよるが5%が目処との都市伝説があるが、最近のgoogleは厳密に適用しているのだろうか。
 早速若干の変更を加えて5%を若干切るように調整した。
 3日で上位に復帰したのにはさすがに驚いた。
googleなのかYahooなのか
 検索エンジンからの来訪者は日本の場合Yahooがメインでgoogleは補助などと言われるが、昨今の比率はどうなんだろうか。調べてみるとYahoo対googleは5:4とのこと。これに比べると先のホームページはgoogleからの訪問が少なかった。
最近はGoogleの比率が高まったようだが、どうもYahooは純粋に検索エンジンでは無くて広告媒体化している傾向がある。そのβ版なのか昨今Yahooが各ベンダーに賞金付きで検索を促してるものに恣意的な表示操作が入っている。
 我々から見たら企業優先表示に見える。例えば「北海道一番」ではGoogleに比べてYahooのほうが表示順位は低い。もちろん同じSEOを施したページだが、Yahooでの表示を見るとラーメン屋とか商店の表示が上位になる。しかもYahoo地図なんかとリンクされてれば上位になる。
 ま、Yahooの中小企業対策なのか、逆の個人商店で上位表示を狙っている人は参考にしたら良いと思う。
Yahoo離れが加速するか
 検索エンジンとのお付き合いも10年近くになるが、勢力地図の変遷が進んでいるのかもしれない。そもそも検索エンジンのビジネスモデルはボランティアでは無くスポンサー広告表示な訳でその面でYahooはガメツク稼ぐつもりかもしれない。。
 インターネットでの広告額がラジオを越えて週刊誌に迫る昨今、本丸である広告表示ビジネスの差別化に向けて様々なアフリエイトが行われているがGoogleの一人勝ちは変わらない。
 逆に世界標準であるGoogleに対抗してきたのが日本のYahooの戦略だった。ここに来て日本でのYahooの一人勝ちが崩れるのか、検索エンジン性能を競うのでは無く、広告収入を主眼に置いたときにYahooの検索エンジンとして権威が地に落ちるかもしれない。
 今後とも、日本における検索エンジンビジネスから目が離せない。
2010.03.12 Mint
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