googleアドセンス研究(23)

インタネで小遣い稼ぎ
 SEOによる上位表示がそこそこの成果を達成したので(と、言っても、検索エンジン側の仕様の変更には常に対応が必要だが)、集めたアクセスを金に替えるビジネスプランは無いかと様々なものに手を出した。
 結局、そこそこ物になったのはgoogleアドセンスなのだが、それ以外にも雨後の筍のように存在するいわゆる「お小遣い稼ぎ」サイト。振り返って入門用としてその機能と成果をまとめておく。
net-mile
 ここは、そこそこ稼ぎのペースが速い。アクセスしてネットマイルを貯めて現金と交換ができる。電子メールの中に「クリックマイル」が隠れていて、これをクリックすると0.5円〜5円の収入になる。これで月200円ほど。加えて週替わりでホームページから「クリックマイル」を探してクリックすると2.5円から5円が5ヶ所くらい見つかる。これが月100円ほど。過去には、かなりおいしいサービスもあったのだが、現在はペースが落ちて月に300円程+α程度。これでは小遣いにもならないのだけれど。
HESO-CLICK
 これは小遣い稼ぎ以前。ゲームを遊ぶ感覚で押さえておく程度。1000円の収入に達するまでに1年以上かかるから、もはや遊びでしか無い。ただ、上記のnet-mileが単調な物売りのサイトなのに比べて、広告を読んでコツコツと貯めながらも、スロットマシンであわよくばってが狙える。時間に余裕のある人はスロットがお勧め。僕も過去2回程当たっている。参加メンバーが20万人しか居ないのでスロットは当たる確率が高いかもしれない。
まだまだ、小口は山ほどある
笑う懸賞生活
全然笑えない(苦笑)。最初はインタネでジャンケンをやってコインを集めるだけの単純なサイトだったのだが、だんだん軌道に乗ったのか販売系のネットショップと化してきて、それでも楽天に敵うはずもなく、細々と続いている。
 月次で毎日のジャンケンの結果を集計してランクを付けて上位にはコインが当たるが、それも微々たるもの。遊びとしてまぁ、年に1000円程度が限度だろう。
wak2メール
 ここの一番優れてる点は何もしなくてもポイントが貯まる仕組み。登録しておくと電子メールが配信されるたびに1ポイント加算される。もちろん、その電子メールを読む必要も無い。ただ放置しておけば良い仕組みになっている。もちろん、電子メールの中に特典があることもあるが、基本的に放置でも貯まる唯一の小遣い稼ぎではないだろうか。
infoseekポイントメール
ここでどれだけお小遣いが稼げるか正確に把握してないのだが、これも電子メールに記載されてるurlをクリックしてポイントを貯める。正確に把握していないのは楽天スーパーポイントと同じなので後述の楽天アフィリエイトの収入も加算されているため。自然と貯まって楽天市場で買い物をする時に使う。現金化できないので引き出せない貯金のようだが、それでも、近くで入手できない本などを買うときには便利。
積極的なアフリエィト
 現在手がけているのは前述のgoogleアドセンスと楽天アフリエイトとamazonアフリエイト。正直言ってgoogleアドセンスの収入に対して今まで書いてきたもの全てを合わせても10%にもならない。僕のアフリエイトはgoogleアドセンス90%の超偏りアフリエイトなのだ。
 amazonの場合は四半期(3ヶ月)で1000円程度で話にならないし、楽天アフィリエイトは破棄が多くて実際の収入は月500円(相当)にも満たない。ただし、この2個のアフィリエイトは放置である。まったく、手をかけていない。にも係わらず思い出したように小銭が入ってくる。
 googleアドセンスについては趣味が高じてインタネで色々調べながら実験を行っているので、手をかけていると言えばそうなのだが、これは遊びで収入が得られる程度。
通常の「時給なんぼ」に換算したらコンビニでレジ打っていたほうが数倍効率が良いだろう。
 結局、お小遣い稼ぎ程度、タバコ代にしかならないのかもしれないが、僕は2年ほど前から始めたのでそこそこタバコ代にはなるが、最近始めた人は相当苦戦してるようだ。新規のサイトは審査が通らないとか、検索エンジンにまったくキャッシュされないとか環境が変化しているようだ。ま、先に始めた者の勝ちって面があるので、値上がりしてもタバコ代くらいにはなると期待してるのだが。
スーパーアフィリエイターへの道
 かなり険しいのだろうと思う。月収30万円を超える(アフィリエイトだけで食べていける)アフィリエイターの数は全体の1%程度、その1%がアフィリエイト支払い金額の50%以上を持っていくって統計がある。
 おおむね、広告主からの収入の50%程度をアフィリエイターに支払っていると言われるので、総元締めは100%持っていくのだが。
もっとも、スーパアフィリエイターの場合、先のコンビニでレジ打ってる場合の何倍も時間を費やしてるわけで、時給換算すれば一般のサラリーマンと大差が無いかもしれない。
ただ、ここに新しいビジネスが現れている。
機械(コンピュータ)を働かせて稼ぐビジネスモデルだ。近くは、自動車洗車場、カラオケ、古くはバッティングセンターのように。そして、旧来は機械のメンテナンスって作業が発生したが、アフィリエイトではそれはサーバーを預けているISPがやってくれる。我々はコンテンツを書いてアップしておけば良いのだ。考え方にもよるが放置でも構わない。そして、放置なら時給換算できないが、コンピュータが稼いでくれるビジネスモデルなのは間違いない。
 人を雇って事業を行う以外に、コンピュータを利用して事業を行うビジネスに個人も参画できるってのはyahooオークションが始まった時のように個人のインタネとの係わりには劇的な変化が起こったのだと思う。
 次回からまた本命のgoogleアドセンスに話は戻る。
2006.06.22 Mint
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