アクセスアップ、上位表示研究(19)

ystは発展途上
 ついにサービスが始まったystだが、その上位表示アルゴリズムは単純過ぎて上位表示に苦労は無いと思われる。ただし、yst側がアルゴリズムを変更する余地が高く、今後安定して上位表示するには、小手先のSEOだけでは継続的に上位表示を維持できないだろう。
 ystのディレクトリー重視からロボット型になったのだが、その収載インデックス数は検索時に表示される件数は眉唾物だ。実際にアクセスしてくるページを分析するとindex.htmlに集中し、実際にはひとつのindex.htmlからリンクしてる数をあたかもインデックスしてるように表示しているのだと思われる。
 実際にキャッシュが無いページが結構ある。キャッシュが無いってことは収録されたホームページを分析する手法が無いわけで、ystの収載方法ではgoogleを超えることは出来ないだろう。
 で、googleと比べて検索エンジンのデータベースが弱いには明白だ。続いて表示方法だが、これが安易で上位表示が簡単になっている。これは早急に改善されると思う。現在はさして重要でないホームページが上位表示されるので、検索性能としてかなり低い状態で、ユーザが逃げてしまうだろうから。
ystはタイトルだけしか見ていない
 現在の(2005年10月)ystはタイトルだけのSEOで十分だ。googleでは下位に落とされるが、いわゆるキーワード連呼型のタイトルを作れば安易に上位表示される。そんなSEOは早晩通用しなくなると思うが、瞬間風速でも上位表示されてみたいひとは挑戦してみると良い。
 このあたりの手抜きは結局ユーザの使い勝手を裏切るのでystの衰弱に繋がって行くだろう。
 そもそもyahooの検索の利用者が多いのは日本だけの傾向で世界ではgoogleがダントツでMSNが二番手、yahooは3番手を走っている。10月3日のystの新サービスからアクセスログを見る限りyahooの利用は増えているがこれが一時的な現象なのか、しばらく様子を見る必要があるだろう。 
今月の上位表示のお遊び
 googleで「北海道 一番」で検索すると人為的に行われてるのか「北海道知事の部屋」が一番に表示される。ま、これに挑戦して(もっとも「北海道 一番」なんて誰も検索しないだろうが)現在googlで一番を奪取した。ま、これも小手先のSEOで自慢できるものでは無いのだが。
 ystに変わっても「時事問題」でのyahoo一番は確保しているが、yahooでは時事問題関連ページの検索は弱く、なんでもindex.htmlに行ってしまう。これではユーザが本当に欲しい情報にたどり着けないだろう。
独自ドメインの効果は絶大
 現在biglobeのmepageサービスを利用してSEOの基本である「1ドメイン1テーマ」にしてる。あれもこれも詰め込んだホームページは結局SEO的に不利で同じテーマでドメインを分散することにした。
http://www2b.biglobe.ne.jp/~mint/ここが最初のホームページだが、ここでは何でもありだったので、時事問題関係をhttp://speech.comet.mepage.jp/に移し、今回自転車関係もhttp://cycling.north.mepage.jpに移した。どちらもbiglobeのmepageサービスだが、月額200円くらいはアフリエイトで稼ぎ出せるのでたいした出費ではない。
SEOも飽きてきたので、次回からアフリエイトの話をはじめようかと思う。
2005.10.15 Mint
Top Back Next