googleアクセスアップ研究(15)

gooの「サーチサブミット」の研究
 gooの「サーチサブミット」の申込みはgooパスポート(プレミアム)が必要なのだが、何時か忘れたがこれに会員登録してあった。申込みはオンラインだけなので、クレジット決済で4800円+消費税で申込みを行う。反映されたのは金曜日に申し込んで翌々日の日曜日の夕方。2ヶ月ぶりにindex.htmlがgooで表示された。
 goo自体からの訪問よりもgooにリンクが有ることでgoogleのpagerankに反映される。8月の20日頃のGoogle巡回では被リンク数が10から5に減少し、pagerankも5から4に落ちているのだ。
 さて「サーチサブミット」だがgooのユーザ数自体が少ないのでアクセスアップに繋がるとは思えない。現に8月下旬のgooからの訪問は特に増えていない。ところが先にも書いたようにロボット検索エンジン相互の参照にgooの果たす役割は大きい。
 gooはNTT-Xが運営する検索エンジンだがバックにはinktomiのデーターベースが有る。goo独自の収集が「日本語のページ」をチェックした時に利用され、このチェックを外すとinktomiのデーターベースが使われる。そして「サーチサブミット」の場合はこのチェックの有無に関係なく「goo→inktomi→表示」となる。つまり、画面に表示されるurlに直接リンクされているのでは無く、inktomiの機能を引っ張ってくるのだ。
「http://search.goo.ne.jp/click.jsp?DEST=http://Fredirect-jp3.inktomi.com/Fclick?Dhttp=」なんて感じのリンクになる。通常は「http://search.goo.ne.jp/click.jsp?DEST=http://www2b.biglobe.ne.jp/~mint/street/mint_036.htm」てな具合だ。
 このために通常ブラウザでは「既読のリンク」は表示色が変わるが、既読にも関わらずgoo機能で表示されてるホームページは表示色が変わらない。これは少し不便な機能だ。
 「サーチサブミット」の更新は1URLのみ。この更新が傘下のページまで辿るかどうかを調べてみると、どうも否のようだ。index.htmlのクローキングは確かに48時間に1回だが、傘下の「言いたい放題」の表示が1週間以上前の状態で残されている。通常のリンクを辿るロボットの動きとは別に登録したurlのみ巡回するのが「サーチサブミット」のようだ。
infoseekで1位表示
 最近のinfoseekの更新は1ヶ月単位くらいに長くなっている。それまで「北海道 自転車」で検索して46位だったので上位表示のコツを調べるために若干の改造したのだがこれがVer8/1で、これが8月6日には9位だったものが8月22日には4位にまで上がっている。(表記はVer8/1のまま)。そしてコツが解ったのでキーワードを5%ぎりぎりにまで増やしたVol8/25が8月26日に一位表示された。
 infoseekの上位表示は選定したキーワードがどの程度含まれているかをキーワード出現頻度解析を使って調べながら不自然にならなようにキーワードを埋め込む(他の検索エンジン対策として5%を越えない範囲で)作業を行えば良い。1月後に更新されるので、さらに上位のページもこの「キーワード出現頻度解析」を行って違いを調べれば、さらに上位をねらえる。ちなみにmetaでのkeywordとdescriptionとページタイトルの同一性もinfoseekは見ているので、同じ言葉が多頻度で出るように作ることも肝心だ。
 ただ、9月にはinfoseekとlycosが合体して、どんなアルゴリズムで上位表示するかは未知数である。もっとも、これがまた研究を楽しくしてくれるのだが。
ついに解けたtocc←inktomi対策
 正直言って「あほくさ!」と言いたくなるような話。この系の検索エンジンはドメイン単位にしか表示を行わないことが判明。つまり、僕のようにbiglobeの間借りサイトだと同じbiglobeのどれかが上位に表示されるとこのドメインは表示済み」ってことで表示されない(但し、データーベースには収載されている)。この単純な仕組みが間借りユーザの上位表示苦戦を引き出してる。もっとも、我々アマチュアがワークズ並みの設備投資が出来る訳もなく、この検索ロボットはプライベートからは対象外ってことだろう。
 但し、infoseekの無料ページ等で格安(無料だが広告がウザイ人には有料広告無しもある)でエイリアスなドメンンを取ることも出来るので、これを利用する手はある。しかし、長く親しんだドメインの引っ越しは辛いものがあると思う。
 北海道写真館(infoseekの無料のドメイン、実はhoopsからの移籍組なのだが)がやけにtoccで上位表示されると思ったらこんな仕組みが潜んでいたのだ。ちなみにこのドメインでも「北海道 時事問題」でtoccで1位表示される。
 で、独自ドメインを持っていてtocc対策を行いたい人は基本的にinfoseekと同じと思えば良い。metaのkeywordsが利かないと書いてあるホームページが多いが、これは検索エンジンの改良によって日々変わっている。現在(2003年夏)ではmetaのkeywordsはガチガチに利く。タイトルと合致したキーワードが含まれていればさらに利く。inktomi研究はこれで一段落かもしれない。
8月のアクセス数
 夏休みで学生の利用が減るかと思ったのだが逆で、8月にはビジット数の最高記録を更新した。このページのアクセス解析は前に紹介した「basicアクセス解析」を利用している。この方式は最初の訪問ページを把握し、その後、同じurl(ここの場合はhttp://www2b.biglobe.ne.jp/~mint/)内を巡回した記録をとる。そのために日々のカウントはヒット数(サーバーの中でアクセスされたファイルの数)では無くてビジット数(訪問数、1訪問で何ページ閲覧してもかうんとは1)になっている。
8月26日はこのビジット数が562を越えた。今までの平均の倍である。特に目立って増えたリンク元(被リンク先)は無い。全体に数が増えているのだ。その原因はSEOに有るのかなとも思ったが検索されてるキーワードにある傾向が見られるのも確かだ。
 映画「ホタル」関係、今までほとんど無かった「野口英雄」(ホームページの字が間違っていた正しくは「英世」(笑い))「翼をください」なんかが目立つのだが、もっと目立つのは複合キーワードに「の感想」ってのが付いているのが多い。つまり、夏休みの宿題の感想文を書くのに、インタネを使って誰かの感想文を取り出し、これを自分流に書き直して提出しようって輩(小中高校生)がアクセスを増やしているのではないかって仮説が生まれた。
 現本も読まずに感想文が書けるか! と思うのは古い時代の人々、インタネでは「いま、そこにある感想文」が入手できるのだ。まったくもう!! こんな時代に対応した教育が必要なのに、教育基本法の改定の賛否でエネルギー使っている暇無いぞ。
何処の学校で「いちご同盟」の感想文を書かせているのだ、全国から50はアクセスあったぞ! アクセス研究は、まだまだ続く。
2003.08.31 (c)Mint
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