年2回開催されている新潟交響楽団の定期演奏会です。今年の6月の第108回定期演奏会から指揮者に平川範幸さんを迎えて、これまでの潟響から大きく脱皮して、燃え上がるような演奏を披露してくれましたので、今回も楽しみにしていました。
今日の演目のワーグナーの「タンホイザー」序曲は、2004年6月の第74回定期演奏会以来となります。また、ベートーヴェンの交響曲第1番は2015年6月の第95回定期演奏会以来です。そして、ブラームスの交響曲第3番は、2014年4月のLFJ新潟での演奏以来で、定期演奏会としては、「タンホイザー」と同様に2004年6月の第74回定期演奏会以来となります。
今回は、ワーグナー、ベートーヴェン、ブラームスと、正統的なドイツ物の演目が並び、渋さはあっても目新しさはありませんが、逆にどのような演奏に仕上げてくれるのか期待が高まりました。
さて、秋も深まり冬の足音がすぐ近くまで聞こえてきました。今日はこのコンサートのほか、長岡市では長岡交響楽団第62回定期演奏会が開催され、さらに能楽堂では、キャトルフルート結成12周年記念コンサートが開催されます。同日同時刻の開催でなければ、いずれにも行きたいところなのですが、見事にかぶってしまいました。
まあ、嘆いても仕方なく、今回は新潟交響楽団を選択し、チケットを買って待っていました。今回は直前に心変わりすることも考えて、自由席券にしておきました。
ゆっくりと昼食を摂り、りゅーとぴあへと車を進めました。落葉して寒々とした公園の木々を眺めながら、りゅーとぴあ入りし、開場待ちの列に身を投じました。
となるはずだったのですが、諸般の事情で行くことはできませんでした。きっと素晴らしい演奏を聴かせてくれたものと思います。
(客席: 、自由席:¥1000) |