231 羽柴累、ラファエル・レオーネ、アリエス・カーチェス | |
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2014年4月26日(土) 10:00 新潟市音楽文化会館 | |
ヴィオラ:羽柴累 フルート:ラファエル・レオーネ ピアノ:アリエス・カーチェス |
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タカーチ:フルート、ヴィオラ、ピアノのための三重奏曲 “散りゆく落ち葉” op.113 ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番 ヘ短調 op.120 マルティヌー:フルート、ヴィオラ、ピアノのための三重奏曲 |
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LFJ新潟2日目のスタートです。最初は音楽文化会館での新潟が誇るヴィオラ奏者・羽柴さんの公演です。 羽柴さんの素晴らしさはネットでの情報で知ってはいたのですが、これまで実際に演奏を聴いたことはなく、この機会に是非聴きたいと思っていました。 ホールに入りますと、朝一番に関わらず、客の入りも良いようです。私の席は正面の3列目。かぶりつきに近い場所でした。 アズキ色ドレス姿が美しい羽柴さんが共演の男性陣を従えて登場。表情が固く、少し緊張されたご様子でしたが、ドイツのオケの首席奏者をされているだけあって、堂々とした演奏ぶりでした。演奏姿も美しかったです。 私は、ブラームスの傑作とされるヴィオラソナタすら初めて聴いたくらいですから、タカーチやマルティヌーの曲なんか当然知りません。現代風の緊張感ある作品でしたが、ヴィオラ、フルート、ピアノによる珍しい曲を聴けて良かったです。 45分の公演時間が1時間を超え、予定終演時間を大きく超過して、次の予定が狂いましたが、内容の濃い公演となりました。途中に休憩を挟めば、単独で立派な演奏会になるように思います。朝一番からこのような充実した演奏に接し、大きな収穫でした。 ヨーロッパでの益々のご活躍を祈りたいですが、新潟でも演奏会を是非やっていただきたいと思います。 (客席:3−17、¥1500) |