223 ラファエル・セヴェール、プラジャーク弦楽四重奏団 | |
←前 次→ | |
2014年4月26日(土) 15:20 新潟市民芸術文化会館 能楽堂 | |
クラリネット:ラファエル・セヴェール プラジャーク弦楽四重奏団 |
|
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 op.115 |
|
交流ステージで新潟市ジュニア合唱団の美しい歌声を聴いて、急いで能楽堂へ向かいました。今度は、クラリネットのセヴェールさんとプラジャーク弦楽四重奏団の共演です。 セヴェールさんといえば、昨年のLFJ新潟で、今回と同じくプラジャーク弦楽四重奏団とモーツァルトのクラリネット五重奏曲を演奏し、百戦錬磨の重鎮と堂々と渡り合った演奏に驚きました。さらに、オーヴェルニュ室内管弦楽団とのクラリネット協奏曲は、天に上るかのような幸福感を感じさせるもので、10代の青年の演奏とは思えない感動をいただきました。今年も出演すると知り、この公演は是非聴かねばと考えていました。 客の入りは良く、なかなかの賑わいです。私の席は脇正面で、奏者を横から眺める形になりました。能楽堂ですので響きはデッドであり、各楽器の直接音がダイレクトに伝わってきました。 演奏は期待にたがわないものであり、今年で弱冠20歳というのが信じられない素晴らしい演奏でした。曲自身も美しく、至福の時間を過ごすことができました。 昨年も素晴らしかったのですが、今年はさらに成長して戻ってきてくれました。音楽的成長のほか、背も高くなったような印象があります。 終演後CD購入者にサイン会があったのですが、購入者以外の人とも気さくに握手してくれて、人柄の良さを感じさせました。私の知人がCDを買って(即完売になりました)、サインをいただきましたが、名前を聞いてサインしてくれたそうで、たいそう喜んでいました。 (客席:脇正面6−7、¥2000) |