212 マリナ・シシュ、工藤重典、オーケストラアンサンブル金沢、金聖響
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2014年4月26日(土) 14:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
ヴァイオリン:マリナ・シシュ
フルート:工藤重典
管弦楽:オーケストラアンサンブル金沢
指揮:金聖響
 

ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 op.26

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
 
 
 交流ステージを楽しんで、続いては再び金聖響さん指揮のOEKの公演です。客の入りはだんだん増えて、まあまあというところでしょうか。

 最初は日本のフルート界の重鎮である工藤さんとの共演です。定番中の定番ですが、美しいフルートの調べに酔いしれました。

 続いては、シシュさんを迎えてブラームスの協奏曲です。黒いドレス姿が麗しく、極上の美人でスタイルも抜群。ヴィジュアル的にも感動しました。美しい人が弾くと感動も違います。
 激しさと優美さを兼ね備え、ホールいっぱいに響き渡るヴァイオリンは音量豊かに美しく、バックを支えるOEKとの調和も良かったです。
 聴かせどころの第2楽章のオーボエソロがイマイチでしたが、後で振り返って、今日のオーケストラ公演ではこれが一番良かったです。

 最後は楽員全員で礼をして終演となりました。今年のLFJ新潟でのOEKの演奏はこれで終わりで、次からは群響にバトンタッチです。ご苦労様でした。

 OEKは明日の14時から軽井沢大賀ホールでの公演が控えており、すぐに移動するんじゃないかと思います。ちなみに軽井沢公演の指揮者は、井上さんに代わって三ツ橋さんになったようですね。移動もあって大変と思いますが、頑張ってください。
 
   

(客席:2階D1−16、パスポート券¥1250)