ラ・フォル・ジュルネ新潟2012
212 ボリス・ベレゾフスキー
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2012年4月28日(土) 12:30  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー
 


ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 op.28

ラフマニノフ:メロディ ホ短調 op.3-3

クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び、愛の悲しみ

(アンコール)
 ラフマニノフ:プレリュード op.23-6、op.23-4、op.23-5
 
 
 
 今年のLFJ新潟の目玉公演のひとつです。ベレゾフスキーの出演はこの公演のみですから、たいへん貴重です。私はCDは持っていますが、実演を聴くのは初めてです。

 超絶技巧に裏打ちされた、力強い演奏に、ぐいぐいと引き込まれました。期待に違わぬ演奏だったと思いますが、期待しすぎていた分、感動も予想の範囲内という気もしました。できればコンチェルトを聴きたかったなあ、というのが本音です。

 実は感動し切れなかった要因がありました。私のすぐ後ろに座っていた幼児。演奏中に席を立ったり、動き回ったり、私の耳元でしゃべったり。やりたい放題。注意する保護者の声もまた騒音。これもLFJならではでしょうか。
 
 
(客席:1階12-29、¥1500)