新潟市民吹奏楽団 第75回定期演奏会
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2008年5月25日(日) 14:00  新潟市民芸術文化会館コンサートホール
 
指揮:竹内公一
司会:近藤京子
 
 
第1部 
2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 ブライアンの休日 (内藤淳一)

2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 天馬の道 〜吹奏楽のために (片岡寛晶)

世俗カンタータ 「カルミナ・ブラーナ」 より (オルフ/クランス編)

(休憩15分)

第2部
TV Familly 〜7つのテレビテーマソング〜  (高橋宏樹・編)

松田聖子ヒット・メドレー  (岩井直溥・編)

ジャパニーズ・グラフィティ IX 〜いい日旅立ち〜 (金山 徹・編)

サウス・ランバート・ストリート・パレード  (岩井直溥・編)

(アンコール)
涙そうそう
2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 マーチ「晴天の風」

 
 

 昨夜からの雨模様でしたが、どうにか雨は上がりました。三吉でラーメンを食べた後、コンサートに向かいました。隣の県民会館は女学生で賑わっていましたが、何があったのでしょうね。ホールは1階席と2階席(B,C.D)のみの開放でしたが、かなりの賑わいでした。老若男女いろいろですが、赤ん坊まで入場を許されていたのは驚きです。でも、どういう事情かは知りませんが、乳児に吹奏楽の大音量を聴かせる親心は良く理解できません。

 おなじみの近藤京子さんの司会でコンサートが進められました。最初は今年のコンクールの課題曲が演奏されました。「ブライアンの休日」はJOINT CONCERT IN BRASS 2008 で中学生の演奏を聴いていますし、「天馬の道」は、新潟ウインドオーケストラの演奏と、やはりJOINT CONCERT IN BRASS 2008 で中学生の演奏を聴いています。それなりに仕上がっており、さすがに中学生には負けませんが、新潟ウインドオーケストラには一歩及ばずというところでしょうか。とはいえ、高水準のすばらしい演奏でした。

 次は私が楽しみにしていた「カルミナ・ブラーナ」です。声楽・合唱がないのは残念でしたが、迫力満点に演奏してくれました。この曲はなかなか新潟では演奏されません。「りゅーとぴあ」のオープン時に1度だけ演奏されていますが、その後は全くなし。オリジナル版を是非聴きたいのですが、吹奏楽版でガマンです。演奏は大変良かったと思います。

 後半はポップスステージです。最初はおなじみのテレビ番組のテーマのメドレーです。きょうの料理、ヤンボー・マーボー天気予報、どらえもん、笑点などが軽やかに演奏されました。その後も松田聖子メドレー、山口百恵メドレーと続き、最後はサウス・ランバート・ストリート・パレードでダイナミックに締めました。後半は芸術性がどうのということではなく、娯楽として楽しむコーナーですので、気軽に聴けて良かったと思います。

 アンコールを2曲演奏して終演となりましたが、最後の課題曲はいい演奏でした。さすがにコンクールの課題曲は練習されているだけあって、聴き応えがありました。この夏のコンクールでどのような成績を残すか楽しみにしたいと思います。
 

(客席:2階C7-11、全席自由、1000円)