古びたビル。 鹿島市民会館を思わせるつくり。 K剛くんと会う。 "DOOM"のパッケージを持っていた。 久しぶりだと話しつつエレベータに乗る。 エレベータの中にはM美くん、K代くん、M志くんが乗っていた。 エレベータは下る。 5階しかないが減速する様子もなく、やがてゲージがラップアラウンドし、5階に戻った。 まだエレベータは下降し続けるが、誰も不安に思っていないようだ。 M美くん、K剛くんと話す。 ボタンをいろいろ押してみるがなかなか停らない。 やがて減速したような感じがあり、エレベータは停止した。 ドアが開くとそこは地下新幹線の工事現場であった。 そこの現場作業者に見なかったことにするから、と出口へ案内された。 このようなことはよく起こっているらしい。
***
実家の座敷。 テレビを見ている。 アニメ「うる星やつら」をやっているが、いままで見たことのないストーリー。 座敷の誰かがワンボードマイコンのキットを持ってきた。 光を透過するディスプレイを制御してきれいな模様を表示していた。 そのうち皆の興味はテレビからこのマイコンへ移っていく。 マイコンのボードはフラットパッケージのTTLを多用している。 7セグメントのLEDと16進キーボードを搭載している。 これが邪魔だね、とか僕なら外部に取付けるよ、などマニアの会話が続く。
マスで囲まれたような海に隣接する倉庫。 この中に手漕ぎボートを長くしたような船がある。 参加者は思いおもいの船を選び乗り込む。 M守は船の舳先へ、私は先頭の魯を持つ。 その船には舵取りと数名が乗り込んだが漕ぎ手は私だけだった。 いっせいに海へでる。 互いを狙ってぶつかり合う。 こちらは漕ぎ手が私ひとりなので小回りが利く。 やがて潮が引き干潟が現れる。 そこでも我々の船はよく動いた。
スーツが汚れてきたのでクリーニング屋に出そうと思った。 出勤の途中で商店街の中にあるクリーニング屋に出そう。 デパートの中庭にフリーマーケットの様に店が並んでいる。 目的のクリーニング屋の店員は赤いスーツを着たちょっと化粧の濃いおねえさんだ。 汚れたスーツをカウンターに載せる。 店員はスーツのポケットを探る。 ハンカチやボタンが出てきた。 そして胸ポケットからはコンドームが2個つながって出てきた。 思わず顔を見合わせる。 こっちには心当りないのだが「いやあ男の身嗜みですよ」とごまかす。 店員も苦笑したような表情を見せる。 ふと、夢でもこんな複雑な表情が見られるんだなあと感心する。 クリーニング代金を払おうとすると(または伝票を貰おうとすると)店員は笑いながらひらりと逃げた。 デパートの中庭でしばらく店員と鬼ごっこを楽しんだ。
※目が醒めたら会社には間に合わない時間だった。もちろんスーツもクリーニング屋には出してはいなかった。
飛行機に乗っている。 飛行機は嫌いだ。 自分から乗ることはないので多分出張なのだろう。 行き先は金沢の小松空港だ。 機内アナウンスが流れる。 事故のようだ。 気流の関係で予定外の場所に着地するそうだがおそらく嘘だ。 ショックに備えてしゃがむ。 が、たいした振動もなく普通に着地する。 着地した場所は私の実家の廊下だった。 飛行機はミニチュアサイズになっており私はいつのまにか実家にいる。 その飛行機をよく見ると人が乗っているようだ。 飛行機を持って振ってみる。 もし生きた人間が乗っていたら中はすごいことになっているだろう。 夢のシーンを飛行機を振る前に戻す。 飛行機の中の人々は助けを求めている。 だが小さいのでよく聞き取れない。 こちらが話し掛けるときはささやくようにしなければならない。 結局私の力では助けてあげることはできないようだ。
***
商店街にいる。 場所は復興後の神戸らしい。 ホテル、モールが一体となったビル。 格子状の町並み。 (このあとの記憶がしばらくない) 誰かから書類を渡される。 その書類のことで警察に追われる。 キーがささりっぱなしのバイクを盗み逃げる。 私を追いかけるのは一台のバイク。 どうも警察らしくないが要所要所の道を塞いでいるのは白黒のパトカーだ。 ビルの中へバイクでそのまま逃げる。 モールを突っ走りホテルの喫茶店を壊しながら通り抜ける。 並木のある二車線のゆるいカーブを走る。 市電のレールが見えてきた。 もう逃げ切ったのだろうか。 一人走る。
全国を行脚している。
連れは老人ばかり。
第二次世界大戦の最中に出会った人々を尋ねる旅。
水田の中の農家。
黒人の老夫婦だが日本語を話す。
戦時中は植民地として扱われていた土地だが、こちら側に恨みはないそうだ。
もてなしを受け、我々は次の場所へ向かう。
その土地から抜けて行脚用の街道へとつながる垣根を越えようとしたとき老婆が足を痛めた。
私はその老婆の足をさすってやる。
細くて筋肉があまりついていない足。
打った所が青い痣になっている。
介抱してもらって喜んでいる老婆は私の祖母だ。
そしてもう一方の足をさすり始めたのは私の父だ。
(祖母はすでに亡くなっている)
***
さびれた遊園地へ行く。 連れはM厨またはG藤氏に似た人物。 要するに身体がでかく、私に批判的なことも言う理解者の代表。 晴天。 ロープウェイに乗る。 揺れながら山頂へと向かう。 段々高くなっていく。 眼下に道路や川が見える。 山肌も見える。 相当山奥を切り開いて作った遊園地のようだ。 ロープウェイは途中で停止した。 ワイヤの先端を見ると途中で切れ、左右に渡った電線の様なものに結び付けてある。 運転手のアナウンス「このロープウェイはふもとの準備ができるまで約一分停ります」怖くなった。 他の乗客も不安げだ。 風でゴンドラが揺れ始めた。
***
寝坊した。 遅れてしまったものはしょうがないのでしばらく寝ている。 電話がなった。 デバッグ担当のM石氏が改造用の資料を探している。 私が知っている場所を教えた。 実験室に行かなくてよいかどうかたずねる。 M石氏は来なくてよいと言う。 私は泣きながら行きます、これからすぐに行きますと言った所で目が醒めた。 電話はなっていなかった。 そして私は遅刻した。
自衛隊駐屯地の中にあるような風景。 季節は冬。 板張りの実験室の二階にある研究室でストーブにあたりながら待機している。 バスがやってきた。 課員のほとんどがそのバスに乗り込んでデバッグ場へ向かおうとしている。 場所はいつのまにか実家の庭になった。 私もバスに乗ろうとしたが女中に止められる。 バスの中からは「竹下家の血は残さねばならぬ」などと聞こえてくる。 なんのことだ。
***
T口社長(昔のバイト先の社長)が上京してきて私が案内したあとの話。 ゲームセンターに寄って一回600円の体感ドライブゲームをやる。 T口社長の席にへんな男が来て同じ席に座ろうとするが、この夢の本筋とは関係ないので無視したら現れなくなった。 ドライブゲームは雪の山道を映し出す。 私の運転するフェラーリテスタロッサはすべりながらも順位を伸ばしていく。 Stage1の雪道を越えて私の車は敵から狙われるようになった。 幅寄せされたり追突されたりして最下位に落ちる。 だがこのまま走っていれば上位の車は渋滞にはまるはずだ。 案の定信号待ちで並んでいる。 反対車線にでて一気に抜く。 上位グループの車は踏切で並んでいる。 ここも踏切の遮断機をジャンプして強引に乗り越え一位となった。 そのまま走り三ッ角のガソリンスタンドで給油する。 ここでなぜか車を間違えてしまいスーパーカブらしきバイクに乗って続きのコースを走る。 さっきのフェラーリにもあったがこのバイクにも目的地の方向を指し示すレーザーポインタがついている。 だが真っ直ぐ指し示すためとんでもない道に迷い込むこともある。 アクセル全開で飛ばしても50Km/hぐらいしかでない。 レーザーポインタのせいでラメ色に光る変な坂道を登っていた。 引き返して峠の山道を登る。 しかしこの速度じゃすぐに敵に追い付かれてしまう。 なんで200Km/hぐらいでんのかと無茶なことを考える。 そのうち山腹にある日本料理の店みたいな所に着く。 敵がすぐそこまで迫っているのでそのまま庭を突っ切ることにする。 土間みたいな所を通り過ぎ庭の生垣をすり抜けようとするが人がいる。 宿泊客か。 敵が迫ってきた。
ある家に下宿している。
近くに国道がある住宅地だ。
家をでて住宅地の中を抜けて5分ぐらい歩くと国道に面した店に着く。
ここから国道を通って家に戻ろうとすると相当な距離がある。
ずっと上り坂が続いている。
今は朝方だろうか、車は走っていない。
この道は座間市相武台からアメリカ軍の駐屯地までの道のりに似ている。
15分ぐらい歩いただろうか、やっと家に着いた。
家には大家さんの息子達がいた。
2人とも小学生だ。
兄の方が「長かったでしょ」と言う。
兄弟に連れられて家を出ると、林の中の枯れ葉に囲まれた洋風の家に着いた。
長い間空き家だったようだが部屋の中にほこりなど積もってはいなかった。
リビングには白いテーブルがある。
椅子は6つ。
広い窓からは枯れ葉の庭が見える。
(ここでしばらく記憶がない)
金属製の柱を押すと柱の淵が光って中が開いた。
兄弟が言う。
「この中に入って待っていると会えますよ」誰にだ。
兄弟は去った。
私は柱の中に隠れる。
柱の中は光っている。
柱を閉じてもリビングの様子はよく見える。
すると、あの人が現れた。
前世で離れ離れになった私の恋人。
白いレースのワンピースを着ていた。
私は柱から出て声を掛ける。
再会。
椅子に座り、手を握りあい語り合う。
あの人の手の感触。
どうしてこのように再会できたかは話さず、ただあの頃の思いでだけを語った。
庭では兄弟が遊んでいる。
私はあの人を抱きしめる。
意識が遠くなるような感覚。
ただひとつだけ思いだせないのはあの人の名前。
そのせいであの人の名を呼ぶことができず、だた黙って抱きしめるだけ。
時間がきた。
あの人は柱の中へ消えた。
部屋は暗くなり、私は外へ出た。
兄弟の姿はない。
振り返ると明かりの消えた洋風の家。
もう二度と会えないのだろうか。
実家の風景。 国道207号線沿いの中町。 私は米を配っている。 ここは佐賀銀行浜支店があった場所だがなあ。 いつのまにか自分の枕を米袋の代わりに担いでいる。 舗装されてない地面。 店がいくつか並んでいる。 □□洋服店の入り口に立つ。 配達先だが入り口をみるといんちき占い師の館みたいな雰囲気で尻込みしてしまう。 なんとなくエキゾチックな柄の布切れなどが見える。
人のいない別荘。
私と先輩はここでサバイバル訓練を行っている。
建物の中を抜けて噴水のある中庭に出たところで待ち伏せていた集団に出くわす。
先輩はマシンガンで蜂の巣にされた。
私は薮の中へ逃げた。
訓練の疲れで見た夢だろうか。
今は移動中のトラックの中。
どことなく新谷かおるの漫画に出てくるようなシーンだ。
トラックは止まった。
下り立つと病院のような建物。
その入り口から動物の内臓がいたるところに飛び散っている。
もはや元の動物がなんだかわからない状態。
先輩と二人で廊下を進む。
壁や天井にも内臓が貼り付いている。
一部は不気味にもうごめいている。
やがて廊下を抜けてロビーにでた。
ロビーは無人。
内臓も見当たらない。
そしてロビーから外の風景は先ほどの夢に見た別荘の中庭だった。
外にでろ、との合図。
だが私は知っている。
待ち伏せされているのだ。
果たして武装した集団が物陰からおどりでてきた。
マシンガンの音。
銃で応戦するが2、3人倒しただけで弾切れとなった。
先輩とははぐれたが多分蜂の巣になっているのだろう。
中庭の噴水の中から敵が出てきた。
全員レースクイーンの様な格好をした女共だ。
銃ではなく手裏剣を投げてきた。
私も噴水に飛び込む。
はずれた手裏剣は水に落ち減速して沈む。
それを拾い投げて返す。
さらに数人倒す。
ここから先は夢でも見なかった展開になるだろう。
私は逃げることができるのだろうか。
休日、遊びに出かけていてアパートに帰り着いたら、ドアが開いていた。 部屋は学生時代いたアパートそっくり。 だが窓から外の風景は浦上川ではなくコンクリートうちっぱなしのどこかの屋上。 部屋のなかでは洗濯機が動いていた。 近所の若い奥さんが勝手に使っていた。 目が合うとバツが悪そうな顔をした。 つめよるとあれいけませんといったようなまんざらでもない様子でこれはひょっとしてうひょひょのひょかあと思っていたら目が醒めた。
実家の炬燵でうとうとしていた。
テレビのチャンネルを切り替えても面白いものがない。
暗い座敷に明るいテレビ。
母は炬燵でみかんを食べている。
父が帰ってきた。
父は買ってきた腕時計を自慢する。
若者向けの時計らしい。
金属の装飾でよくわからない針が付いていた。
☆今日は風邪で一日中寝ていた。
大学時代にいた川沿いのアパート。
洋服タンスがあった所に熱帯魚の水槽がラックに収まっている。
めんどうくさがりで生き物なんて飼えるはずがないのだが水槽は存在している。
魚たちの名前は知らないが色とりどりで大きさもさまざま。
餌をやっていないせいか動きが鈍い。
冷蔵庫を探す。
冷凍庫の中には食パンとフランスパンを凍らせたものが入っていた。
早く処分しないとなあ。
食パンの耳をとりだして細かくして水槽にいれる。
水槽の上にはトレイみたいなものがあり、その中に生きているらしいが動かない魚二匹とカメムシが二匹いた。
トレイに餌を振りかけるとカメムシが動きだし魚の一匹にとりついた。
餌を振りかけた衝撃で動きだしたらしい。
おそるおそるトレイを覗いてみると魚の片方はそのまま残っていたが、カメムシに取りつかれた方は骨だけになっていた。
☆今日も風邪で昼4時まで寝ていた。その時の夢。
道幅の広い商店街。 アスファルトは黒い液状になっており我々は逆さになった車を舟の代わりにして進む。 空は青い。 と、商店の方から看板が襲ってきた。 「八代将軍吉宗」「にこにこ電話ローン50万円までご融資」などと書かれた看板が取り囲むように迫ってくる。 私は銃で応戦する。 「ダイハード」で主人公が使っていたやつだ。 だが弾丸は看板に当たっても貫通してしまいちっとも手ごたえがない。 もう助からない。
早朝、ベランダで人の話声がする。
私はふとんに仰向けに寝ている。
ぼんやりと人影がわかる。
うちのベランダは通路みたいになっていて外からはいれるもんな。
「おい、ここのやつテレビつけっぱなしで寝てるぜ」「ほんとだ」「消してやろうか」「そうだな」ベランダの二人は私の部屋へ入ってこようとする。
こら、はいるな。叫ぼうとして目が覚めた。
☆今住んでいる所のベランダは隣とはつながっていない。ただ学生時代のアパートは夢で見たような造りだった。
次の彼岸へ |