3月10日(日)
3月17日(日) 二編
3月20日(水)
3月23日(土)
3月24日(日)
3月31日(日) 二編
4月 6日(土)
4月 8日(月)
4月14日(日)
4月16日(火)
5月18日(日) 二編
6月 2日(日)
6月 8日(土) 同じ設定で三編
6月 9日(日)
6月17日(月)
6月21日(金)
6月30日(日)
7月 4日(木)
7月 6日(土)
7月 7日(日)
7月11日(木) 三編
7月21日(日)
8月 4日(日) 三編
8月 9日(金)
8月10日(土)
8月20日(火)
8月23日(金)
8月24日(土)
8月25日(日) 三編
8月27日(火)
8月31日(土) 二編
9月 1日(日) 四編
9月 8日(日)
9月13日(金)
9月14日(土)
9月15日(日)
9月16日(月)
9月23日(月)
9月29日(日) 五編
10月13日(日) 二編
10月20日(日)
10月27日(日)
10月28日(月)
10月29日(火)
11月09日(土) 二編
11月10日(日)
11月17日(日) 二編
11月18日(月) 二編
12月01日(日)
12月05日(木)
12月16日(月)
12月22日(日) 三編
12月31日(火)
ある女子校のテレビ番組。 クラブ活動でヨット部というのを放送していた。 広い湾のなかでたくさんの小型ヨットが走っている。 私はその番組を聴きながら三人乗りヨットの先頭にいる。 風を受け、走る。 ほかのヨットやゴムボート、水上スクータなどいろいろな乗り物が混じっている。 やや大きいヨットに接近する。 富士通号だ。 白い帆の上に小さな四角い旗がついていて、赤くSPARCの文字が描いてある。 富士通号がさらに大きい東芝号の脇を通り抜けようとすると、東芝号の船員がSPARCの旗を取り上げ、自分の船の帆につけた。 それから富士通号と東芝号の間で棒を投げたりと楽しそうに遊んでいた。
両親と一緒に飛行機にのる。 東京へ向かうのだ。 客は私たち以外いない。 新聞を見ると一面に航空写真が載っている。 斜めから瀬戸大橋を撮影している。 私たちがのっている飛行機もそこに写っている。 飛行機の窓から眺めると同じように瀬戸大橋が見えた。 いつの間にか飛行機は着陸していた。 人が少ないから着地の衝撃がなかったのだろう。
課内旅行での風景。 宴会で酔っ払った私とK谷くん、Cさんの姿がビデオにとられていた。 みんなでそれを見ているのだが酔っ払いは見苦しい。
***
バスから降りてきたF村さん(女性)に銀色の爪切りをもらう。 だが先のほうにとげがありうまく切れない。 でも爪を切ってみる。
東海道線を下る列車の旅。 列車は温泉街あるいは湯治場のような谷あいを走る。 道路を走る水色のワーゲン。 ホテルから出ていくリムジンのワーゲン。 木にぶら下がっている黄色いワーゲン。 列車は私の実家へと向かう。 (続きはあったのだが忘れた)
実家の母の部屋。 会社から電話がある。 私はY川を探している。 どうやら航空自衛隊へ出張のようだ。 私も東海道線で航空自衛隊へ向かう。 自衛隊のフライトシュミレータ内に彼女はいた。 ピンク色の派手な服でミサイル操作をやっていた。 上官から怒られているようだ。 あれ単に出張じゃないんだっけ。 早く連れて帰らないとなあ。
実家の私の部屋を大きくしたような場所。 職場の課員が集まっている。 ふとんに寝転がりながら検討しているようだ。 ここで私は他の課員に対してソフトを軽視するなといったような意味の演説を一席ぶった。 プロジェクトは一段落し、高床式の屋根のない舞台の上で宴会となった。 親睦会係が乾杯の音頭をとる。 私はご飯にビールをかけてすすった。 ぬるいソーダみたいな味がした。
***
修学旅行。 風呂に入っている。 男女混浴で、むこうの方では女生徒が風呂から上がろうとしている。 白い肌がまぶしい。 あれは誰だろう。 我々がどうやら最後のようだ。 K村がみんな風呂を上がる前に”しめ”をして欲しいと言う。 なんでそんなことやらなきゃいかんのだ。 やなこった、と答える。 こんな風に自分がすれば良いものをわざわざ人にやれという神経はどういったものか。 けっこうこういった奴は多い。 それでいて自分は気が利いたつもりらしい。 などと思いながら体を洗っていると、入り口に母が現われて他の学生はみんなバスでまってるよ、と告げる。 風呂に入っていた我々は慌てて体を洗い流す。
実家の近所にある本貸屋。 なかのつくりは20数年前のまま。 暗い店内、木製の棚に並ぶプラモデルの箱をながめる。 なかなか欲しいものが見つからない。 知った顔のおばさんが現われる。 再婚したそうだ。 一緒によさそうなプラモデルの箱を探す。
実家の座敷で仏教の修行をしている。 修行仲間はS村君。 腹がへったので台所へ行く。 母親はいない。 炊飯器に研いだ米が入っているがそのまま。 スイッチを入れるとシューシュー音を立てたが待ち切れないので止めた。 鍋には煮物。 おでんの具が一升瓶につめてある。 パンでもあればなあ。 ちょっと煮物をつまむ。 向かいの店で何か買おう。 外へ出てみると店の入り口には紙が貼ってあり閉まっている。 そうか今日は正月だから閉まっているのか。 じゃあ先のコンビニにでも行ってみよう。 隣の豆腐屋から先の道が広くなっている。 家がなく、南舟津の干拓地までよく見える。 左側は海岸だ。 豆腐屋の前には帰省してきた兄弟がいた。 私はそのまままっすぐ歩いた。 右につながる道があった。 ここを通ればコンビニだろう。 そこの道には海から上がってきたイグアナや正体のわからない生き物が二匹ひとくみで寝そべったりしている。 近づくと逃げる。 でも大きいのでこっちに向かってこないかとひやひやしている。 道はその生き物のせいで濡れている。 もうすぐ国道だ。 (電話が鳴り目が醒めた)
深夜に帰宅した。 ドアを開ける。 鍵はかかっていなかった。 そして、何かの気配を背後に感じた。 振り向くと人の形をした金属が立っていた。 部屋の中はコンクリートで埋めた土間になっている。 そこに逃げ込んだら、その人の形が水銀のようにうねり抱きついてきた。 首を絞められる。 そのまま壁に向かってぶつかると人の形は砕けた。 冷えた鋳物のように固まってしまった。 そのままでは気味が悪いので縄で縛る。 しかしまた液体のようになって縄をすりぬけるだろう。 不安なまま着替えて家をでる。 人気のない商店街をまっすぐ歩く。 ふと振り返ると人の形の金属が私を追って走ってきた。 私は走って逃げた。 たぶん国道にでたあたりで追い付かれるだろう。 しかし、走った。
ダイヤブロックまたはレゴでできたスキー場。 転ぶといたい。 林間コースを抜けるとこれまたブロックでできたプールがあった。 プールサイドから飛び込み台に登るがごつごつしていたい。 なんか下を見ると水面もブロックに見えるんだけと飛び込んでよいものだろうか。
***
大雨。 バスセンターで次のバスを待っている。 並んで乗車券を買う。 前にいる老婆は小銭を出すのに手間取っている。 乗車券売り場の職員は父だ。 そして乗車券を買った老婆は死んだはずの祖母だ。 私も父から乗車券を買って、祖母と一緒にバス乗り場へ向かう。 ばあちゃん、雨ひどいからなかで待っとこうね。 祖母はひさしぶりに孫を見たせいか笑っていた。
工場のキャッシュディスペンサー前で狙撃される。 人が倒れた。私は陰で様子を伺う。 そのまま武道場へむかう。 30名程の剣道部員がいる。 私は入門したばかりなので一番最後に防具を着けずに並ぶ。 隣りの襖の間から茶道部が生け花をしているのが見える。 武道場では先輩方が防具を着け練習を始めようとしている。 そこへ顧問の先生が現れた。 なにやら剣道部にとってめでたいことが有ったらしいのでシャンペンをふるまってくれた。 グラスが足らないので三人ずつひとつのグラスで飲む。
豪華なホテルの従業員出入口。
裏の駐車場からはいる。
背後から銃で撃たれた。
俺1(男)は倒れる。
銃を向けているのはタキシード姿の男。
ホテルの客か。
意識を失う。
私(女)はホテルの最上階で催されているパーティに出ている。
国内の貴族の二代目、ようするに坊ちゃん嬢ちゃんたちが集まっている。
私は貴族ではない。
スパイとして混じっている。
しかし何の目的で潜入したのかわからなくなっている。
複数の男達に話しかけられる。
だけど何を話してよいのかわからなくて逃げる。
男達は私を追いかけてくる。
誰か助けて。
俺2(男)は彼女の危機を知り、ホテルの従業員出入口から入る。
入り口には俺1が倒れていた。
顔だちは異なるが俺だ。
だが今は俺自身でもある彼女が危ない。
階段を駆け上がる。
廊下や階段には貴族の息子たちがたむろしている。
本当に貴族か。
走っている彼女を見つけた。
白いドレスは走りにくそうだ。
彼女を抱き上げて従業員用エレベータの中に逃げ込む。
後は俺1を助けなければ。
地階についたエレベータを飛び出し、私は俺1を抱える。
彼女には逃げるための車を探してもらう。
彼女を追ってきた男達がホテルから出てきた。
私は鍵の掛かっていないワーゲンゴルフに乗り、駐車場を出る。
隣には私である彼女、そして後部座席には俺自身である俺1。
俺1は意識を失っている。
病院は、と彼女に訊ねる。
彼女は左に曲がれば坂の上病院がある、と言った。
路面電車通りを左に曲がり、急な坂を登る。
坂は舗装されていない。
病院は坂の左手に見えるが入り口は頂上にあるらしい。
「ひょっとしてこの坂の名前は?」俺2が思っていた通りの答えを彼女は言った。
「病院坂よ」彼女はいつのまにか看護婦の姿になっていた。
ヨーロッパへ新婚旅行へ行った夢。 妻の名は真希。 ドイツの一地方にある田舎町。 ちいさな駅舎が小さな空港と隣接しており、細い道が線路に沿って延びている。 私達は石造りの城跡を抜けて町を一望できる岡へ登る。 岡の上には教会。 長崎にある浦上天主堂にそっくり。 真希に教える。 長崎の浦上天主堂はね、あれは観光用の教会で、信者用のほんとの教会はその向かい側にあるんだよ。 この話は真希がクリスチャンだと知ったときに言ったことがあるかもしれない。 でも真希は初めて聞いた話のように感心してくれた。 私達はさらに歩く。 石造りの町並み。 誰も住んでいない家の間に長い下りの石段がある。 そこから広がる美しい田園風景。 そこを下ってみる。 風が強い。 石段で町の人とすれちがったが、私は言葉がわからなくて挨拶ができなかった。 石段を下りてもどこまでも続く細い下りの坂道に緑の景色。 真希に話しかける。 人間の記憶はあいまいでいいかげんでこのような美しい風景をビデオで撮った様にまた思いだすことはできない。 だけどお前と一緒にここを歩いたことは忘れないし、ふとしたきっかけでこの道を一緒に歩きながら見た風景を突然思いだすことはあるかもしれない。 真希はうなずく。 歩いていた道はいつのまにか林檎畑の中へ。 老婆が背の高い林檎の木の下にいる。 その下には蛇がいた。 面白いので写真をとる。 老婆の孫がこっちに来て真希に微笑みかける。 真希はその子供となにやら話している。 急に空模様が怪しくなり、雨が降りだした。 背の高い林檎の木の下に逃げ込む。 真希に駅まで自転車を貸してくれるよう老婆に頼んでくれと言う。 真希は子供に何やら話していた。 雨はそんなにひどくはなかったが、はやく落ち着ける所へ行きたかった。 やはり自転車は貸しては貰えず、私達は歩いて駅へ向かった。 また雨がひどくなってきたので線路を越えて駅舎内に入った。 そのとき私は何かのセンサーにひっかかったのだろう、ブザーがなり、駅員が私を追いかけてきた。 私は隣接している空港の入り口へ逃げた。 真希もそっとついてきている。 ドアの陰で駅員をやりすごした。 真希と笑いながらうまくいったね、と手を握った。 その時、空港で飛行機が爆発、港内のアナウンスで革命が起きたことを宣言していた。 もちろん私にその言葉がわかるはずもなく、真希が蒼ざめながら教えてくれたのだ。 すでに空港のあらちこちらでゲリラらしき男が近くの人を襲っている。 あれじゃ強盗だ。 私は真希の手を引っ張って空港の裏口から出る。 とにかく国境を越えて隣の国へ逃げ込もう。 幸いいまのところ占拠されたのは空港だけだ。 電車に乗って逃げよう。 でも、と真希。 さっき駅員に追われたでしょう。 しまった。 隣の駅まで歩くか。 真希の手を引きながら、次の駅へ向かって線路沿いの坂道を登る。
私は大統領への密書をたずさえ、山を登る。
大統領を警備する戦車隊とすれちがう。
ここから先の道はワームと対になって登らなければならない。
私とペアを組むワームは全体が青い樹脂みたいな殻を持っている。
しかも私を襲おうとしている。
私は逃げるように坂道を登る。
ちょうど神社の境内へ続くような細い道。
だが道はさらに急になっていく。
私になかなか追い付けないワームは蛆虫みたいな小さな虫を放出した。
虫は私の左足に食いつく。
虫は私の皮膚を食い破り、左足を食い散らかしながら私の身体をはいあがっていく。
脳の左側を食われた。
密書の内容の一部が失われた。
虫は私の身体ではなく情報を食った。
ワームは満足したのかどこかへ行ってしまった。
私の身体の中にいた虫もいつのまにかいなくなった。
坂を登り、宿につく。
宿の二階で密書の内容を改める。
思ったとおり文字が欠けている。
漢字とアルファベットが混じったような変な記号だ。
私はそれらの文字をひとつひとつ修復する。
宿のおかみが茶を持ってきた。
私は黙々と文字を修復する。
なぜ、私が密書を修正できるのか。
なぜならば、私が密書だからだ。
高校の頃付き合っていた女の子と会う。 高校の頃のまま。 体育館の隅で当時では思いつきもしなかったようなやらしいことをする。
***
海岸沿いのホテルで何かのパーティがあった帰り。 私はK斐、O川君と共に車で帰る予定。 二人は海岸近くにある林の中のトイレに行った。 私は車のそばで待つ。 ぼんやりとその辺を見ている。 ホテルから知った顔の人が出てきた。 彼はタクシーをよび止めたが通り過ぎた。 そのタクシーはユーターンしてきて、彼は無事タクシーに乗った。 そんなのを見ていてもしょうがないので、車に乗って少し移動する。 トイレのある林の近くになるのでいいだろう。 車は黄色いFIAT。 誰が買ったのだろう。 横に昔風の家が見える。 暖簾には習字大会の優秀作品がプリントされている。 小学生の部、中学生の部、そして一般の部では私の名前が書かれていた。 作者としてではなく作品として私の名前が書いてあったのだ。 副賞はレーザーディスク。家の中をのぞいていると中から声を掛けられた。 「竹下さんですね」「はぁ」招かれるままに中に入る。 暗い土間。 奥には老人が寝ている。 おばさんに飴と茶をすすめられる。 おばさんは奥に入って賞品を取りに行った。 さて、私はいつ習字大会に参加したのであろうか。 レーザーディスクはもちろん欲しいが、身に覚えがないというのも変だ。 と、外からK斐、O川君が戻ってきた。 習字大会で優勝したことを誉められた。 ということはやはり参加していたのだろうか。 おばさんが「もうちょっとまってくださいね」と言う。 私は腹具合が悪くなってきた。 「ちょっとすまん。さっき行ってきたトイレどこ」道を横断し、林の中の道を登る。 吐き気がしてきた。 砂利道に砂利を吐瀉する。 腹にこんなものが詰まっていたのか。 吐きながらさらに登る。 途中には土でできたカマクラなどがあるが、まさかこの中でするわけにもいかない。 坂を登り切ったところでやっとトイレが見えた。 安心して目が醒める。
円筒状になった私の部屋。 真ん中の椅子に座るとぐるりと取り囲んだ機械類を操作することができる。 また、壁際にそって移動すると機械の接続などのメンテナンスが簡単にできる。 ああなんていい部屋なんだ。
繁華街を歩いている。 時刻は夕暮れ時。 店はまだ開いている。 私は繁華街を抜け少し寂れた住宅地を通る。 前には白いTシャツの男がいる。 その男を追い抜いて、十字路を右に曲がる。 コンクリートの階段を登ると幹線道路だった。 歩行者道路は石畳になっており急な登り坂となっている。 道路脇には不良が3人いた。 無視して通り抜けようとすると囲まれインネンを付けられた。 捕まれた腕を振り払ったら一人の不良の顔にあたる。 不良共はチェーンや木刀、鉄パイプを取り出した。 反撃しようにも動きが鈍い。 私はたちまちフクロにされた。
***
繁華街を歩いている。
時刻は夕暮れ時。
店はまだ開いている。
私は繁華街を抜け少し寂れた住宅地を通る。
前には白いTシャツの男がいる。
その男を追い抜いて、十字路を右に曲がる。
コンクリートの階段を登ると幹線道路だった。
歩行者道路は石畳になっており急な登り坂となっている。
道路脇には不良が3人いた。
同じ夢をわざわざ2回見たのは不良共をやりかえすためだ。
今度は一人づつ潰してやる。
さあ来い。
***
先ほどと同じ繁華街をO川君と一緒に歩いている。 繁華街を抜け公園へ出る。 公園の頂上にある計算機システムのアップグレードをしなければならない。 そこは公園の丘にある穴の奥にある。 本道は封鎖されているので別の穴から行かなければならない。 けもの道を抜け、大人ひとりがやっと通れるような穴を見つけた。 O川君が先に入る。 私は外でノートパソコンを操作している。 穴の奥から「はやく来い」と声がする。 なんか行きたくなくなってきた。
自分の部屋でうつ伏せに寝ている。
だるい。
看護婦さんがやってきて元気のつく注射をしてくれる。
まずは脊椎に直接射ちましょうね、と盆の窪へぶすりと太い針を刺される。
ぢゅーと液体が流れる音。
こんなことされたら死ぬんじゃなかろうか。
大丈夫、と院長先生が枕元で笑っていた。
(いつ来たの)
裸電球の街頭が光っている夜の路地。 私はレーザー光線銃の試し射ちをしている。 的を持っているのはF村さん。 的の中心にレーザーが当たるとピコピコ音が鳴る。 もうちょっと離れたところに立ってもらった。 銃の本体はゴルゴ13が使っているような物に似ている。 狙って引き金を引くとピコピコピコ。 いつのまにかF村さんはよそんちの廊下に立っていた。 寝ていたおじさんが音で目をさまし、怒られた。 すいませんすいません。代わりに怒られてしまう。 F村さんが廊下へ歯ブラシやら靴など落としてたので拾いながら帰る。 試し射ちをやる前にS野君が言っていたことを思いだす。 「ねえこんなことやめときましょうよ」
実家の近所にあるグラウンド。 知らない女子高生が集まっている。 なぜか野球の指導をする。 実際にはセンターの守備をやって手本を見せるというもの。
プラモデルを選んでいる。 デパートのおもちゃコーナー。 連れは誰だろう。 最近のプラモはすでに着色してあるらしい。 (何かは忘れた)とサンダーバード2号のプラモデルを選んだ。
通勤電車に乗る。 乗客は少ない。 会社の近くに着いた。 掲示板を見ると「各駅停車 ロンドン行き」になっている。 途中で九州を横断するらしい。 東まわりと西まわりではどちらが近いかなと考え、下り方面に乗ることにした。
合宿所。 ボロい6畳の部屋。 そろそろ寝る時間。 浴衣を着た看護婦さんが私の脈をはかる。 反対側の手で看護婦さんの手をそっと握ると強く握り返された。 いててててて。 どうやら問題ないらしい。 アメリカでこんなふうにしたらモテるのにねえとわからないことを言われる。 枕元の携帯電話が鳴る。 通話ボタンを押す前に声が聞こえた。 「お久しぶりね」知らない女の声だ。 返事ができない。 誰だ。
*目が醒めて留守番電話を確認したが何もなかった。
海水浴に来ている。 美人のねーちゃんたちに混じってダイビングの講習を受ける。 海に飛び込み、男性用のコースへ向かう。 鉄板のトンネルをくぐり、暗い水路を進む。 浅くなってきたので立って進む。 ここは排水路だ。
***
けだるい午後。 工場から早めに帰る所だがトラブルがあったらしい。 中庭を抜けて工場へ戻ろうとするが体が重い。 なかなか前へ進めない。 知った顔の人が帰っていく。 擦れ違いながら前へ進む。 学校のグラウンドみたいな所へでた。 野球部が練習している。 女子が準備運動をしている。 脇の崖を登ればグラウンド全体が良く見えるだろう。 だが途中までしか登れなかったのであきらめて前へ進む。 舗装された道はとぎれ、藁葺きの農家が見える。 誰かにつけられている。
***
人妻を誘ってひなびた温泉宿へ来ている。 部屋では子供がはしゃいでいる。 人妻と私は向かい合ったまま。 私が先に話す。 「そろそろ、、」そろそろ食べないと料理が冷めてしまう。 おかずは焼き魚が一匹しかないつましい夕食だった。
*** 電話が鳴って起こされる。午後5時を過ぎていた。
便所を探している。 朝顔が4つしかない公衆便所。 おおやっと見つけた。 長々と放尿する。 となりにS君がきた。 棒でつつかれる。 止まってしまった。 おおこの残尿感をどうしてくれる。 そのままS君を追いかける。
朝おきて枕元のメガネを踏んでしまった。 左側の蝶番が折れてしまった。 とりあえずセロハンテープで止めるがどうも格好悪い。 今日は会社を休んでメガネを買いに行こう。 しかしメガネは出来るまでに時間がかかるし、コンタクトレンズにするか。 使い捨てコンタクトレンズもいいなあ。 合わなかったらメガネにすればいいし。 そうして外に出てふらふらしている内に気付く。 今日は日曜じゃあないんだっけ。 そして目を醒し、メガネを踏んでいないことを確認してまた寝る。
***
田圃にM守の車が止めてある。 昔のクレスタみたいだ。 それに乗って数百メートル離れた田圃に行き、サッカーをする。 蹴ったボールは谷間の川へ落ちる。 拾いに行く。 私は滑って川に落ちた。
***
「パトリオットゲーム」みたいな感じで。
陰謀に巻き込まれる。妻と二人、暗殺されかかる。謎を調べる。暗号名「チェリー」
陰謀を未然に回避。妻がぽろっと暗号名を漏らす。男三人に囲まれる。
昼ごろ仕事を終わって自分の部屋に戻る。
年上の女性がいた。
ロングでウェーブのかかった髪。
背は私よりも高い。
白いブラウスとロングスカート。
一緒に横になる。
彼女の胸を枕にしばらく眠る。
手をのばそうとするとつねられた。「それ以上はダメよ」
☆えらい気持ちよかった。
仕事が終わり寺の境内へ帰る。
私には仕事はあるが家はない。
誰もいない寺の境内にある枯れかけた木の根元で暮らしている。
荷物はスポーツバッグ1つ分。
今日は木の周りに近所のおばさんたちが集まっていた。
なにやらこの木の枝でケガしたらしく、訴訟の準備をしているということだ。
どいてもらい、木の根元でうとうとする。
するとTシャツを着た女子大生らしき2人が寄ってきた。
私が珍しいらしい。
どんな暮らしかいろいろ聞かれる。
家?ないんだよ。
そう言ったら一人が「じゃ、アパート探してくる」と不動産屋に行ってしまった。
おせっかいだなと思いつつも、そろそろアパート暮しもいいかな、とぼんやり考える。
もう一人残った女の子はミホと言う名。
引っ越すんだからゴミは捨てましょう、スポーツバッグの中味をぶちまけられる。
「あら」コンドームが出てきた。
薮の中に投げ捨てられた。
私はそれを拾ってきてミホに「おいおい捨てちゃだめだよ」と言う。
さらに大量のコンドームが袋に入って出てきた。
あららら。
捨てられたコンドームを拾う。
薮は少し低い所にあるので、ちょっと上を向くとミホのひざこぞうが見える。
もう一人の女の子はしばらく戻ってこないな。
ミホになんかいたづらしちゃおうかな。
うはうは。
高校とも中学ともつかない校舎にいる。 5階から降りて3階へ。 何か授業をやっている。 廊下まで生徒がはみだしていて通れない。 さらに下に降りると自分の部屋があった。 本棚から犬の鳴き声が聞こえる。 やせた小犬だ。 腹をすかせているようだ。 冷蔵庫から色々探して食い物を用意する。 ミルクと蜂蜜しかなかった。 これやると元気でるかなあ。 だが小犬は本棚にはさまっていて取れない。 ずっと小犬は鳴いている。
中華料理屋で彼女と食事をしている。 茶を飲み、ふうと一息つく。 彼女が「そのため息つく癖やめてよね。なんか楽しい話できないの」と大声でわめく。 こんなこと言う女にはなに言ってもむだだよなあ。 ふうとため息。 また彼女が叫んでいるが、私はもう聞かない。 なんでまた夢のなかでこんなに罵倒されなきゃいけないのだ。 ふう。
多摩川の土手を歩いている。 小屋があった。 中はカクテルバーになっている。 そこで一服。
どっかの家族連れに混じって渓流でフライフィッシングをする。 やり方はよくわからないが適当に振っていたら1匹釣れた。 今夜のおかずは確保できた。
***
伊達公子を大型トラックでテニスの国際試合会場まで運ぶ。
運転手は赤井英和。
おれは助手。
会場はどこかの小学校の体育館。
第一試合はなんとおれと伊達公子。
おれテニスやったことねーぞ。
野球のボールのような球をサーブしようとしても空振りばかり。
相手も呆れている。
観客も呆れている。
レシーブも全然だめ。
ストレート負け、2セット目以降はやっても無駄ということで試合終了。
客席には母親がいたが話しかけてもくれなかった。
しょうがないので隣にすわって試合の続きをみる。
試合は終わって赤井英和の運転するトラックで別の会場へ。
ここで車を乗り換える。
M守、H田が待っていた。
二人ともだまっている。
着いた所は食品の展示用模型の展覧会。
寿司や丼ものの模型が壁に貼られている。
***
ゲームをしている。 フライトシミュレータみたいで、敵ヘリコプターが次々と現われる。 攻撃を避け、岩壁にある秘密基地の入り口みたいなところへ逃げ込む。 そこに着陸し、飛行機を降りる。 理科教材室のような所。 畳が敷いてあるが、人ひとり分の通路を透明なアクリル板で仕切ってある。 アゲハチョウを左手に持ち、通路を走る。 アクリル板のむこうに女性が見える。 雪女のような格好だ。 なにか数えている。 数え終わったら、俺たちは殺されるのか?
自分の車で知らないおじさんを迎えにいく。 知らないおじさんを迎えにいくのは知ってるおじさんに頼まれたからだ。 坂をのぼり、知らないおじさんの家につく。 知らないおじさんがどうもどうもと言って家から出てきた。 スポーツバッグを抱えたおじさんの息子も出てきた。 暑いのにバッグも服も黒づくめだ。 乗せていくのはおじさんだけじゃないのか。 ま、どうぞと後部座席に乗せる。 私は運転席にすわりスイッチを入れる。 布団がでてきておじさんと息子、そして運転席の私を包みこむ。 車はゆっくりと走り出す。 これでゆっくりと眠ったまま目的地までいける。 もし事故にあっても布団につつまれているので安心だ。 さて、空港まで行くんだっけ?
大通りに面した所にあるビルの中。 会社の寮らしい。 5、6階あたりにあるセルフサービスの食堂。 食堂は細長く、窓際にテーブルが5つある。 私はいちばん入り口に近いテーブルで、同期入社の女性と向かい合って食事をしている。 互いにいま抱えている仕事の話などする。 私は上の空で別のことを思っていた。 昔は飲みにいったりしたのに最近はほとんど会わないなあ。 みんなどうしてるんだろう。
***
横浜空中駅で電車をまつ。 ビル4階ほどの高さのホームにたくさんの乗客が待っている。 構内アナウンスが流れる。 「4番ホーム到着の電車は1番ホームになります」地上のホームに電車が入ってくるのが見えた。 4番ホームに待っていた乗客はみんな走り出す。 私はつれの男性を見失う。 私は階段を降り、線路で4本ほど向こうにある1番ホームへと走る。
沖縄で1隻の舟が消えた。
その舟には大勢の人間が乗っていた。
私もその中の一人。
舟は港に泊っている漁船の間を抜け、港の外れにあるトンネルの中に入った。
トンネルを抜けると、階段があった。
遺跡のように見える。
全員上陸した。
黒っぽい石段に苔が生えている。
石段は左右2列ある。
左右は所どころ繋がっている。
そして頂上はタイル張りになっていた。
男女トイレもある。
どうやら某国の秘密基地らしい。
小高い丘にいくつもの建物がある。
人の気配はない。
ところどころドアが破れている。
最初に入ったのは厨房らしく、ステンレスの流しに缶詰がいっぱいあった。
丘の下は変電施設。
そして見えるのは長崎市街。
私はトイレを探している。
ないので丘の上から変電施設にむかって放尿する。
後ろから「トイレはこっちにあるぞ」と声がかかる。
私はそのままそちらへ向かう。
みんな逃げる。
***
実家の裏のお寺で、父と一緒にウクレレの練習。 「スタンド・バイ・ミー」を弾きまくる。 坂をくだり、お寺の下にある呉服店に。 会社の同僚が集まっている。 そこでウクレレを披露。 国道の向こう側から父が手招きしている。 私は行かなかった。 お寺に戻る。
***
仲間とゲームセンターに居る。 一緒にシューティングゲームをやっている。
***
金網で仕切られたグラウンド。 その入り口はひとつしかなく、私はそこに立っている。 いろんな子供がやってくる。 そこで子供たちの悩みを聞いてあげる。
同僚のY部氏と菓子パンについて議論する。 Y部氏は今かじったクリームパンの断面を見せる。 「ほら、中央のクリームが盛り上がっている」 私はあんパンをかじって断面を比較する。 「中央のもりあがりがうまさの秘密か」
教室でぼんやりしていると、となりの教室のU野さんとY川さんに呼ばれた。
マシンのセットアップをして欲しいとのことだ。
となりの教室へいくとそこにはキーボード(楽器の方)が置いてあった。
色々いじくってみる。
スタンドの下からさらに小さいキーボードが出てくる。
そして8弦の白いウクレレも出てきた。
さっそく教壇に立ち「ハワイよいとこ」を歌う。
あーああんやんなっちゃったあーあああおどろいた。
尿意をおぼえ下の階のトイレへ行く。
ピンク色のタイル貼りの女子トイレしかなかった。
しかし1つだけ朝顔があったので安心する。
放尿しているとドアの外から声が聞こえる。
「誰だ女子トイレで小便しているのは」
俺だ。
でも止まらない。
*危ないところであった。
木造のぼろいホテルの2階にある会議室。 ここで打ち合わせをやっている。 出席者は課員の皆さん。 息抜きに窓の外を眺める。 港があった。 埠頭から黒塗りのでかい外車がこっちに向かってきている。 尿意をもよおし、トイレを探す。 下の階にはなかった。 2階をよく探すとシャワー室があった。 ここでしろということか。 下の階が騒がしくなった。 どうやら例の外車に乗っていた連中、たぶん怖い人達が来たのだろう。 放尿する。 タイルに埋め込まれたシャワーの金具が自動的にひっこみ、細い穴が開いた。 やれやれ。
*危ないところであった。
修学旅行に来ている。 もう寝る時間。 布団をしいて、でもまだなんとなく寝たくない気分でみんな騒いでいる。 左の方が挙がらない。
私は女性。 変なおじさんに追われている。 峠の舗装された山道。 変なおじさんは車に乗ってゆっくりと追ってくる。 思うように走れない。 このまま舗装道路を逃げていては追い付かれてしまう。 公園の中に逃げた。 でも変なおじさんはゆっくりと追ってくる。 花畑があった。 ここに道はない。 花畑を抜けたら追ってはこれないだろう。 足がよく動かない。 やっと花畑を抜ける。 後ろを振り向く。 変なおじさんは花畑の中に車で入ってきた。 逃げる。 峠の道は下りに。 急なカーブで変なおじさんの死角に入った。 林の中に逃げ込む。 杉の木が等間隔に並んだ不自然な林。 急に視界が開ける。 円形にくぼんだ場所に出た。 芝生が生え、陽が射している。 まだ気付かれてはいないようだ。 だが見つかったらもう助からないだろう。 私はそこから動けなくなった。
この連休を利用して実家に帰ってきた。 二階の自分の部屋で寝ている。 階段の下のトイレに誰か入ったようだ。 そろそろ起きよう。 階段を降りると祖母がこちらをのぞいていた。 そのまま台所へ向かう。 廊下には点々と祖母が漏らした尿のあと。 母がまた、という顔で掃除している。 台所でテレビの上に置いてあるバス時刻表を取る。 これからだと五時ちょうどのバスがある。 駅前のデパートに久しぶりに出かけてみよう。
*祖母はとうに亡くなっている。
ビルの地下にある床屋。 そこの待合室で雑誌を読みながら順番を待つ。 次々と客がくる。 私は呼ばれない。 とうとう床屋の明りが消えた。 そこでやっと呼ばれる。 中は広く、真ん中に床屋の椅子がある。 店長にどのようにしましょうか、と聞く。 こちらが答える前に普通とナンパ用がありますが、と店長は聞く。 そのナンパ用ってなんですか。 はい、女性にはモテますが落ち着かなくなったり不真面目になったりします。 なんだかおもしろそうなのでナンパ用で散髪してもらおう。
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きれいな円推形に盛った砂の頂上にある土俵。 力士が東西から土俵に向かって登ってくる。 西の力士は土俵の手前で滑ってしまいなかなかあがってこれない。
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下山して自宅に戻る。 パジャマに着替えて寝ていたところを父に起こされる。 これから山に登るということだ。 パジャマのまま車に乗せられる。 舗装道路が途切れ、これからは車では登れない所まで着く。 パジャマのままさっき登った山へもう一度登ろうとは。 でもなぜ父はこの山へ登ろうとするのだろう。 だまって山頂を目指す。
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明和電機秘密工場の見学。 工場は多摩川のそばにあった。 地下の部屋はボイラーとポンプ、そしてパイプがたくさんある。 見学のあとは明和電機副社長を招いて実家の台所で食事。 何の話をしたか忘れてしまった。
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ビデオゲームがある。 最初は昔懐かしいモナコグランプリだと思ったが、乗り込んでみるとリアルな3Dのレーシングゲームだった。 夜の高速道路。 料金所で金を払うとゲームスタート。 この辺は凝っている。 加速。 ふいに視界が消え、コーナーにあるカメラからの視点に。 運転しにくい。
実家の座敷。 森鴎外先生を招いてしゃぶしゃぶ。 私は書生なので下座に控えている。 鴎外先生は洋行帰りで大臣や官僚に海外の話をしている。 私はもう一人の書生と質問するチャンスを伺っている。 コクヨの大学ノートも用意しているのだ。
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横に長い宴会場で懇談会。 橋本首相が自民党の宣伝をする。 もう終わったかと思ったら中学校の時の国語教師が喋り始める。 これが長い。 聞いている者は立ち上がりかけたがそれでも気にせずに喋っている。 途中で別のおばさんが喋り始めたのでやれやれと思ったらまた政党の宣伝を始めた。 聞いている者の方はもううんざりといった雰囲気。 この宴会場の使用時間はとっくに過ぎており、外には次の客が待っているのだ。 私は立ち上がり、「はぁい、宴たけなわではございますが、とっくに時間は過ぎております。ご高説は次の機会にということで、ここはいったん解散いたしましょう。ありがとうございました」と手をたたいて皆を追い出す。
ホテルのような社員寮の駐車場を抜け、定食屋に向かう。
道はいつしかあぜ道になり、背の高い稲穂の脇を通る。
稲刈りをしていた。
あぜ道の脇にある棚の中に定食が並べてある。
それを取って620円を払う。
米がうまい。
稲刈りをしている人達を見ながら食べる。
寮に戻る。
寮の受付の明りがついている。
寮の食堂に入る。
私は丸いタッパーに半分くらいごはんを盛って、定食待ちの列に並ぶ。
今日は山菜ごはんだった。
私の順番が来る。
タッパーを差し出し、これに盛ってください、と言う。
定食の持ち帰りはあんたが初めてだよ、とおばさんに言われる。
トレーにおかずと山菜ごはん、タッパーの白ごはんを持ってテーブルへ向かう。
オムニバス形式全4話の夢を見た。内容は忘れた。
早朝、天気が良いので車で外にでる。 海岸沿いの国道にはK斐君がいた。 K斐君の車は赤いインプレッサのはずだが、黒いワーゲンのコンバーチブルになっていた。 K斐君の服装もナチスドイツの将校のようなスタイルで、運転席にはドイツ人がすわっている。 これからドライブに行こう、ということになったが、あまりにも車がかっこいいので撮影しようと思いデジタルカメラを取りに戻ることにした。 5分くらいで戻るつもりだったが、国道に流れる車がとぎれなくてなかなか渡れない。 ようやく国道を渡り、家に向かう。 途中、M君が外でたばこを吸っていた。 おおい、朝から吸うなよ、と挨拶する。 ふと見回すとあちこちの玄関で外でたばこを吸っている人がいる。 赤いホタルだ。 家に向かう。
ブロックくずしゲームをする。 ただしビデオゲームではない。 浴槽に入った氷の固まりを融かすのだ。
研究所にて。 コンクリートや鋼材が散らばる部屋。 スピード違反の車を停止させるロボットを開発している。 ロボットはレールに沿って走り、スピード違反の車と同じ速度になったら巨大なアームで車輪をつかみ、強制的に停止させる。 問題点は、スピード違反の車がレールに並んで走ってくれないとできないことだ。
***
ワゴン車にすしづめになり、九州の実家まで帰る。 実家は国道沿いにある。 もうすぐ通りすぎてしまう。 誰かが止めてくれと言う。 近所の人だろうか。
会社の帰り。 ワゴン車の後部座席に乗っている。 となりにはアメリカから来た白人の技術者。 うちに泊ることになった。 車は私の実家へ着く。 部屋を案内するがうまく英語が出ない。 階段はあっぷすてあだったっけ。 和式トイレの使い方も教えなきゃなあ。
実家の座敷。 縁側から庭を見る。 きれいな花がいくつも咲いている。 デジタルカメラで撮ろう。 花の名前はわからない。 遠くでは大きな木の梢が風に揺れている。
***
東京消防庁特殊部隊。
都内を流れる河川の中にいる消防庁潜水艦。
私はその秘密を知りすぎた男を暗殺しなければならない。
潜水服を着て一人川を下る。
途中、粗大ごみを捨ててある所を抜けなければならない。
そこは徒歩になるので目立つ恐れがある。
また川に潜り、男の家付近で川から揚がる。
1回目
家の庭先に潜む。
早朝なのでまだあたりは暗い。
入り口は土間になっており侵入しやすかった。
男は二階にいた。
老人だった。
こちらをちらと見ただけでまた目を閉じた。
すべてがわかっているようだった。
水中銃を打つ。
老人が動かなくなったことを確認したあと、川に飛び込み、上流へ向かう。
2回目
家の庭先に潜む。
すでに周囲は明るいので、黒い潜水服は目立ってしまう。
近所のおばさんがよってきてこちらをのぞく。
話しかけられる。
仕方がないので、いまサバイバルゲームやってるんですよ、などとごまかす。
ゴーグルを外し、目を見せて怪しまれないようにする。
しかたがないのでそのまま土間から二階へあがる。
老人が寝ていた。
水中銃を三発、老人に向けて打つ。
階段を下るとき、家の者に「××!」と名前を叫ばれる。
しまった。
背中の酸素ボンベに私の名前が書いてあったのだ。
家を出る時、子供とすれちがう。
私の目を見ていた。
おそらくこの子に私は復讐されるだろう。
ゴーグルをかぶり川に飛び込む。
O川氏、K斐氏とドライブ。 メシを食おうということで、私の彼女の家に押しかけようということになった。 でも私には彼女はいないので困ってしまった。 みんなにいくらぐらい持ち合わせがあるか確認したら、それぞれ1000円も持って いない。 しょうがないので帰ることにした。 私は実家に戻る。 母がいて、ごはんと白菜の漬物があった。 うちにくればよかったのになあ。
***
山道を下る。 舗装された坂道にはケースに入った音楽CDが散らばっている。 みんなで拾っていく。 ほかの大勢は途中にあった階段を登る。 おそらく神社があるのだろう。 私はそのまま道を下る。 と、坂道が途切れ、ブナの木で組んだ階段があった。 階段を降りる。 階段はだんだん降りにくくなり、ついにはジャングルジムのようになってしまった。 木で組んだ椅子がある。 すわって降りてみる。 下の方でおばさんがそれは上り用だよと叫ぶが、私は近くにあるパイプを握ってそろ そろと降りる。 グラウンドについた。 おばさんはグラウンドにある建物の一階でドラムセットを作っている。 校舎のような建物だ。 ベランダでは誰かが私を探している。 上から物を落とそうとしている。 おばさんにかくまってもらう。 二階へ登る階段を探して、やつらと対決しに行かねば。
バスに乗って修学旅行。 東京から出発したはずが、いつのまにか長崎から有明海にそって福岡へ。 私の実家の前を通るだろう。 海浜公園では大道芸をやっている。 黒タイツのブッチャーが腕組みをして海を見ている。 バスは修学旅行用なのにスシずめ。 暴走しないかなあと思ったら暴走し始めた。 ふと見ると運転手がいない。 人をかきわけて運転席へなんとかたどりつく。 別に止めるわけではなくそのまま運転した。 そのうちバスの運転を知っている人が後ろから来たので運転を交代した。 バスは走ったままだ。 私は隣にすわった。 道は狭く険しくなっていく。 バスがやっと通るような裏道を走る。 バスがぎりぎりで通るような所で、駐車しているトラックのミラーを窓から手を出して閉じる。 運転している男は窓から手がとどくほど近いアパートのベランダに向かって呼びかけている。 後輩がいるらしい。 バスはいつのまにか運転席がオープンになっている。 コンバーチブルだ。 後輩らしき人物が運転している男に鍵を渡す。 バスは細い道を、対向車を驚かせながら走っていく。 バスは木造二階建ての病院の前で左折する。 ぬかるみの道。 こっちをいってくれ、と運転している彼に言われ、運転を任される。 彼はどこかへ行ってしまった。 道の正面にはカーテンのかかった部屋。 そして細いワイヤ2本がバスを塞ぐように張ってある。 バスは私の運転が下手なせいで前後にゆれる。 バスを止め、ワイヤを切りに降りる。 切ったところで正面は家なのだが。 カーテンを開け、その中の網戸を開け、雨戸を開けて中を覗く。 そこは長年使っていなかったような畳の部屋。 木造二階建ての病院から、女の子が泣きながら出てくる。 ごめんね。謝りながら戸を閉じる。 バスは勝手にどこかへ行ってしまった。 私は東屋みたいな所にいる。 ただし背面に壁はある。 そこには明和電機社長、副社長とファンの女の子たちがいた。 「さあピクニックに行こう」と社長がボタンを押すと、背後の壁がモーター音とともに上がって後ろ向きになったワゴン車が現れた。 明和電機の二人はラップを始めた 。私はそれにあわせて自分の寝具を一枚ずつワゴン車に積んだ。 ラップは練習中だったらしく途中でつっかえていたが、女の子達には受けていた。
寒い朝。 スキー場が見えるホテル。 そのホテルの中庭に布団を敷いて私は寝ている。 あたりは一面、白い。 布団からでると寒いので二度寝を決め込む。 誰かがスキー場の上からきれいな曲線を描きながら滑ってきた。 布団の横をあっというまにとおりすぎていった。
川辺でお好み焼、焼そばを焼いているおばちゃんとその息子。 私は焼きそばが食べたくなった。 お好み焼もうまそうだがまだ焼けていない。 「焼きそばちょうだい」おばちゃんは焼きそばをごはんと海苔でつつみ、巻寿司みたいにする。 その間、息子が今度消費税が上がる、特別減税も無くなる、と言った。 私はおばちゃんに500円玉で支払いつりは180円であった。
アパートが立ち並ぶ場所。 海岸が見える。 海岸沿いの道を父母と一緒に歩く。 道の両脇には一面の緑と花。 ここは暖かく、もう梅の花が咲いている。 とても赤く南国の花のようだ。 父母と手を繋いで歩く。 緑は途切れ枯れ草となった。 ここから先は我々は行くことができない。 アパートの敷地内から出ることはできないのだ。 それぞれの部屋へ戻る。 母は別の棟。 父と私は同じ棟の6階と4階。 父と一緒にコンクリートの階段を登る。 階段は薄暗く、人の気配がしない。 6階までついて行こうとしたが、6階への階段は途切れていて私には登れない。 父と別れて4階へ戻る。
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友達の家に大勢集まっている。 車でどこかへ行こうということになった。 さらに人が集まってきた。車、足りるだろうか。
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マンガを読んでいる。 鉛筆で書いてある絵で、えらく単純。 缶詰なんかは単なる円筒。 登場人物がそれを開けて食べている。 登場人物がいる場所は箱根のホテルで、私もいつのまにかそこにいる。 私は急に牛乳が飲みたくなった。
年末で仕事が忙しい。 事務所の隣は屏風1枚で仕切ってあり、居酒屋になっている。 仕事を終えた者から隣に移り、ビールなど飲んでいる。 私が仕事を終えたころはほぼみんなそろっていた。
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