畑の住人達

 
数年荒れ放題であった畑の後ですので畑を掘り返すといろいろな先住者達と出会うことがあります。もっとも出会うのが「ごっとう」カブトムシの幼虫です。

昔ここらの地区は林が多くありくわがたやかぶとむしの宝庫でした。クワで大地を掘り返すとひょこっと顔を出すのです。そのままにしておくと鳥の餌になってしまいますので、掘り返すことのない場所に引越しをしてもらっています。そういえば小学2年生の夏にここらへんでくわがたを獲りにきて迷子になったなー...。

そのカブトムシですが、昨年は別の畑でなんとトウモロコシにかじりついていました。とうもろこしとカブトムシはどうも連想ができなくて驚きでしたが。

つぎによく出会うのがおけら君です。よる”じーっ”とないている彼等です。(薄暗くなって畑仕事をしている時何度あの声にほっとしたことか。)ひょっこり顔を出すと慌ててシャベルのような手で土を掘って潜っていきます。なんか愛らしいですよ。

ちょっとこまるのはもぐら君です。地表を掘り起こすので時々植えたばかりの苗が持ち上がって倒れてしまっています。無料で土をふかふかにするのを手伝ってくれていると考えればありがたいのですが...。

こちらの意志とは反対にどうも掘り起こしてほしいところとは別のところを耕してくれます。

そんな住人達と畑で共存してハーブや野菜達を育てています。

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