平成10年秋 旭水艇友会近畿支部会の報告
真冬並の寒波が大阪にも襲来した11月18日、恒例の支部会がJR大阪駅ビル27階中華料理「ロドス」にて六高OB、岡大OB及び現役主将、主務、チーフ総勢28名の参加を得て開催されました。
開会に際し白石幹事長(昭和18年卒)が、「今回83歳から20歳まで参集し、話題の合わないこともあるが、世代を越えてボートを愛した人たちとして楽しい時間を過ごしてほしい」と挨拶されました。また、先日亡くなられた須藤先輩(昭和19年卒)のNHKシナリオライターとしてのエピソードなどを紹介されました。
続いて山本先輩(昭和12年卒)の乾杯の御発声で宴は始まりました。
岡山から出席いただいた現役学生は今年の成績を報告、瀬田川杯の優勝盾や数多くの賞状を披露してくれました。来年はさらに上をめざし精進することを約束し、OBの応援、支援を求めました。
いつも景気のいい結果が聞こえない秋の例会ですが、今年の現役の活躍は六高大先輩の負けじ魂に火をつけたのか、あとの近況報告の時は自慢大会の様相を呈してきました。
と、このあたりまでは良かったのですが、
- 昭和9,14,17年にインカレ優勝した。
- 戦時下はインカレ中止、神宮大会が行われ、ナンバースクールからは六高と七高が選抜されたが、ここでも優勝した。
- 毎年、岡大と京大でボートを漕ぐのを楽しみにしている。死ぬまでボートマンだ。
- 神戸市役所チームでがんばってまーす。
- 岡山市民レガッタには出たぞーっ。
の様な話がでて、最後は
- もっと賞状をたくさんとれぇ、大学生は勉強もしろーっ。
- 僕は昭和17年9月に戦時のために繰り上げ卒業したぞ。
- 強い一,二,三高はシェル艇になったが、六高はフィックス艇から変えてくれなかった。
- 歳をとっても元気に皆さんとゴルフをやりたい。
などとバラエティに跳んだ近況報告で盛り上がりました。
- 瀬田川に20回以上応援に行ったのに全然勝てなくて、最近少し欠席している間に勝つなんて・・・・。
- 私はトライアスロンをやっている。
- 少子化は我が社の業務に大問題だ。子づくりに励んでほしい。
- 課長にもなったし未練はない。しばらくしたら会社を辞めて郷土の町会議員になって微力ながらおらが町のために尽力する。
約2時間の支部会は全員の記念写真撮影、漕艇部部歌斉唱の後、次会を楽しみに散会しました。なお、オリックスに勤務する松浦先輩(昭和30年入)からイチロー選手のジグソーパズル(500p)を2ダースも提供いただき、皆さん家族への土産を手に帰路についたのでした。感謝。感謝。
今回欠席の先輩諸兄、ぜひ次会はご参加下さい。
近畿支部会コーディネーター S43入 竹内 信雄 先輩 S46入 竹間 盛夫 先輩 文 責 S55入 久須 勇介