マウスを使わないWindowsの操作

「Windowsってマウスが無ければ何も出来ない。」そう思っている人がかなりいると思いますが、それは誤解です。
よく、文章の編集をしているときなどわざわざマウスに持ち変えるのが面倒だと思う人の為に今回は、マウス無しでWindowsを操作する方法をお教えしましょう。

まずは、「CTRL」+「ESC」
このキーの組合せで、Windows95の「スタートメニュー」が開きます。後は、矢印キーでメニューを選んで実行(Enterキーを押す)すれば、わざわざマウスを使ってメニューを選ぶ必要がなくなります。

つぎに、「f・10」キー
このキーを押すと現在アクティブになっているWindowのメニューバーを矢印キーを使って操作することが出来るようになり、Enterキーを押して実行することが出来ます。
ただし、日本語入力モードになっているときは、日本語入力をOFFにする必要があります。(使用している辞書によっては大丈夫なものもありますが・・・・)

あと、「GRPH」(AT互換機は、「Alt」)+「f・4」キー
この組合せを使うと現在アクティブなWindowを閉じる事が出来ます。要するに、ウィンドウの右隅にある「×」をクリックするのと同じ事になります。

これらのキー(または、キーの組合せ)の事を「ショートカットキー」と呼びます。
よく使うショートカットキーは、このほかに「SHIFT」+矢印キーや「CTRL」+「X」・「CTRL」+「C」・「CTRL」+「V」等があります。
では、今からそれらの一つ一つの機能をご説明しましょう。

「SHIFT」+矢印キー(ドラッグ)
文章の範囲を指定するときに使います。要は、マウスのボタンを押したままマウスを動かす(ドラッグと言いますが・・・・)と、文字が反転するのと同じ事です。

「CTRL」+「X」(切り取り)
「カット」とも言います。ようは、ドラッグ(範囲指定)された文字を切り取って「クリップボード」と呼ばれる一時記憶場所へ保管する操作です。メニューで「編集」→「切り取り」と選んだのと同じ事になります。

「CTRL」+「C」(コピー)
これも、ドラッグされた文字を「クリップボード」へ移すのは一緒なのですが、「切り取り」と異なる点は、ドラッグされた文字はそのまま残る点です。メニューで「編集」→「コピー」と選んだのと同じ事になります。

「CTRL」+「V」(貼り付け)
「ペースト」とも言います。「切り取り」や「コピー」でクリップボードに入ったものをカーソルのある所へ貼り付けてくれます。メニューで「編集」→「貼り付け」と選んだのと同じ事になります。

これらの組合せで、「カット&ペースト」とか「コピー&ペースト」等とも呼ばれています。

どうです?マウスが無くたってちゃんとWindowsの操作が出来るでしょう。
ショートカットキーには、ほかにもいろいろ種類があるのですがここでは書き切れませんのでまた機会があったらご紹介します。


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