離れた場所とのデータのやり取り(その1)

離れた所にあるパソコン(例えば友人宅や会社)へデータを送りたい場合あなたならどうしますか?
双方がインターネットに加入している場合は、E−mailの添付ファイルとして送る事が出来ます。しかし、自分自身のIDへ送るわけにはいきませんのでこれを利用できるのは友人との間に限られます。
また、メールの場合送信できる情報量に制限があるらしい(64KB以内と聞いたのですが・・・)ので多くのデータを送れないし、仮に送ったとしても相手がメールを受信しない限りそのデータは相手先に届かないのです。
では、どうすれば一番効率よく離れた所とのデータのやり取りが出来るのでしょう?

そうです!Windows95にはダイアルアップネットワークという強い見方があるではないですか!
これを利用すれば離れた場所にあるパソコンからデータを取り出したり、逆にデータを送ったりする事が出来るのです。
まず用意するものですが「Micrsoft Plus!」後は双方にモデムと電話回線があればOK!

まず、Microsoft Plusをインストールします。その時ダイアルアップサーバのチェックボックスは必ずチェックしておきましょう。そのほかのソフトについてはあなたのお好みに合わせて御自由に選択してください。
インストールが終わったら次に共有ディレクトリィの設定を行います。
まず、コントロールパネルを開き、ネットワークを選択(ダブルクリック)します。
ネットワークダイアログが開いたらネットワークの設定タグの現在のネットワークの構成を見ます。
ここに何も表示されていない場合はネットワークの構成から行う必要があります(多分ダイアルアップアダプタが既に設定されていると思いますが・・・・)。
ネットワークの構成の確認がすんだら次ぎに、ファイルとプリンタの共有というボタンを押します。ファイルの共有チェックボックスをONにします。

再起動後、今度はマイコンピュータを開き共有ディレクトリィを以下のように作成します。
共有ディレクトリィを作成するドライブを開き新規作成→フォルダとし、新しいフォルダを作ります。
新しく作成されたフォルダのうえでマウスを右クリックし、ショートカットメニューの共有を選びます。
ダイアログボックスが表示されたら「共有する」を選択しアクセス権はフルアクセスを選びます。
もし、不特定多数からのアクセスを避けたい場合は、パスワードも設定しておきましょう。
最後に、ダイアルアップサーバーの設定を行います。
スタートメニューのプログラム→アクセサリ→ダイアルアップネットワークを選択します。
メニューバーの接続→ダイアルアップサーバを選択し、着信するを選びます。

これで一応サーバー側の設定は終了しました。次回は、クライアント側の設定と実際の接続方法について説明します。


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