弥彦温泉 四季の宿 みのや (弥彦村) C (泉質C、浴室B、設備C、眺めB)

西蒲原郡弥彦村弥彦2927-1  TEL:0256-94-2010 営業時間:11:00-16:00 定休日:なし
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物冷鉱泉、24.8℃、循環
タオル:あり サウナ:あり 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:食事可能
http://www.minoya.net

場所:弥彦神社の参道沿い、鳥井のすぐ前の一等地にある高層の旅館である。

料金:宿泊利用したが、食事・タオル付き3210円など各種日帰りプランあり。

浴室:シースルーエレベーターで昇った8階に展望大浴場がある。ここからの眺めはすばらしく、弥彦の温泉街のほか新潟平野が一望される。浴室は時間による男女の入れ替えはなく、向かって右が女湯、左が男湯に固定されている。浴室には、大浴槽のほか露天風呂、サウナがある。大きなガラス張りで、展望がいいはずなのだが、目隠しシートが貼られ、景色が直接見えないのは残念である。大浴槽は、石造りで四角形のひとつの角を削ったような形で、球形の石からお湯が注がれている。露天風呂は屋根付きで、木枠に囲まれた四角形の浴槽で、和風のたたずまいである。露天風呂からはテレビの送信所のアンテナが林立する弥彦山頂が眺望できる。洗い場にはボディソープ、シャンプー、リンスあり。脱衣場洗面台にはドライヤー、櫛、整髪料、シェービングフォーム、綿棒などアメニティ類は必用十分に揃っている。浴室前のロビーには麦茶のサービスがある。

泉質:源泉名は弥彦温泉。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物冷鉱泉、源泉温度24.8度。主な成分は、Naイオン1232mg/kg、Caイオン269.9mg/kg、塩素イオン2421mg/kg、などのほか硫化水素イオン5.2mg/kg、遊離硫化水素0.9mg/kgと硫黄分を含む。ガス性除く成分合計は4061mg/kg。実際の湯は、大浴槽の湯は無色透明無味無臭で、源泉の味わいは全く感じない。露天風呂は以前の宿泊時は塩味と僅かの硫黄味を感じ、循環されながらも源泉の面影が残っていたが、2006年5月の訪問時には源泉の味わいは全く感じられなかった。加水・加熱・循環・消毒している旨の掲示はあるが、源泉をどれくらい使用しているのかが問題である。もっともこの問題は「みのや」だけではなく、観音寺温泉を引き湯している弥彦温泉全体の問題である。現在新源泉を掘削中との情報もあり、新源泉に期待したい。

コメント:個人的に3度宿泊したほか、仕事を兼ねて2泊3日を1度体験。温泉日記のページにも記事があるので参照されたい。従業員が若くて美しいのは驚きであり、喜びである。泉質には問題はあるが、サービス、料理等については満足できるので、お勧めしたい。

(No.275 2000/1/1、2001/8、2002/10/27番外より移行、2006/5/6追記)

*2007年11月より新源泉(弥彦湯神社温泉:アルカリ性単純温泉)を利用しています。

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