出湯温泉 弘法の足湯 (阿賀野市) C  (泉質A、浴室C、設備C、眺めD)  2019/9/30で閉鎖

阿賀野市出湯  TEL:0250-61-3003(旅館組合) 営業時間:10:00-16:30  定休日:木曜日
泉質:単純弱放射能冷鉱泉、18.1℃
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし、足湯のみ、飲泉所あり 石鹸:なし シャンプー:なし 休憩所:なし 食堂:なし
http://gozu.jp/2018/02/20/koubou_footbath/


場所:出湯温泉に、2009年10月、足湯が誕生した。五頭温泉郷旅館協同組合が約220万円をかけて、地元の杉材用いた約10平方メートルの小屋の中に足湯を設置したものである。出湯温泉は空海が発見したと伝えられるため、「弘法の足湯」と命名された。出湯温泉街の通りを華報時に向かって歩くと、右手に駐車場がある。その奥に小さな小屋があり、その中に足湯がある。

料金:1回100円(飲泉料込み)。

浴室:小さな小屋の中に長方形の足湯があり、座面は木製である。片側3〜4人座れる程度の大きさで、最大10人程度。狭苦しい印象がある。適度な温度のお湯が注がれ、反対の端から掛け流されている。浴槽の片端は小さく区切られており、そこは水であった。浴槽横に水が注がれたカメがあり、飲泉できる。床には地元名産の放射性の花崗岩「草水石」が敷かれている。

泉質:単純弱放射能冷鉱泉、源泉温度18.1℃。ラドン(Rn)を 71.8×10-10乗Ci/kg (19.7マッヘ単位/kg)含む。共同浴場とは源泉が異なる。密閉された小さな小屋内にあり、源泉に含まれる気体であるラドンを吸い込みやすいように考えられている。

コメント:当初は看板も何もなく、宣伝もされないで無料で利用できたが、その後宣伝されるようになり、有料となった。五頭温泉郷のホームページやパンフレットにも紹介されるようになった。ラジウム温泉のラドンを吸入しやすいように窓を閉めて足湯を楽しむようにしたことはすばらしいと思う。また、湧出したてのラジウム源泉を飲泉できるのも良い。


*諸般の事情により2019/9/30で閉鎖された。

(No.453 2009/10/10、2010/1/10改訂、2010/1/24追記、2019/4/20URL訂正、2019/10/7追記)

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