百花の里 城山温泉 (新発田市) B  (泉質B、浴室A、設備B、眺めB)

新発田市大字浦字城山1 TEL:0254-21-2626 営業時間:10:00-21:00 (受付20:00まで)定休日:第3木曜日
泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉、29.4℃、循環
タオル:別料金 サウナ:あり 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://www.shiroyama-onsen.com/


場所:前記の新発田城カントリー倶楽部の隣にようやく日帰り温泉専用施設ができた。1998年12月23日オープン。国道290号線沿い。月岡温泉と新発田市街の中間にある。案内板に従って山手に少し進む。ゴルフ場のクラブハウスの手前で右手に折れ、坂を上がったところに温泉がある。
 館内はこぢんまりとまとまっているが、豪華な雰囲気が漂う。木張りの床が心地よい。1階には浴室とビアホール、別棟の和室等がある。フロント横の売店は昔の駄菓子などあり、温泉饅頭も置いている。2階は休憩兼食堂の広間と貸し室、軽食コーナーなどが配置されている。サッポロビールの大きなタンクが目を引く。

料金:大人800円、子供500円、タオルなし。タオルセット150円、館内着200円。3歳以上は子供料金を取られる。11枚7500円の回数券あり。スタンプカードあり。(2021/12/3より料金改定)
2022年12月より、燃料費高騰に伴い、燃料調整費として50円を入館料と別に徴収しており、大人850円、子供550円となった。

浴室:脱衣室は狭く、鍵付きであるがロッカーは小さい。浴槽は、かぶり湯、ジェットバス付き大浴槽、打たせ湯、露天風呂、サウナ、水風呂などそれなりに充実している。洗い場は仕切り付きで13ヶ所。ボディソープ、シャンプー類完備。左側の浴室は日本庭園に面し、すぐ前に池がある。右側の浴室は城山を見晴らすことができる。

泉質:源泉名は城山温泉。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉。源泉温度29.4℃。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成16年10月19日分析)は、Li 0.1、Na 633.9、K 1.6,NH4 0.6、Mg 0.8、Ca 0.8、F 2.8、Cl 79.7、HS 0.3、SO4 341.7、HPO4 0.3、HCO3 979.3、CO3 73.5、メタ珪酸 11.7、メタ硼酸 2.4 など、ガス性除く成分総計は2130mg/kgである。実際の湯は、無色透明、軽い塩味、薬味があるが無臭。トロミがあって、肌はツルツルである。源泉は地下800mから湧出とのこと。湯は加熱、循環・濾過、塩素消毒されており飲用はできない。

平成25年11月12日付けの新しい分析表では、泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(低張性アルカリ性低温泉)。PH 8.7。源泉温度28.6℃。主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li <0.1、Na 697.3、K 1.5、NH4 <0.1、Mg 1.0、Ca 0.8、Sr <0.1、Ba <0.1、Al <0.1、Mn <0.1、Fe(II) <0.1、Fe(III) <0.1、Cu <0.1、F 2.6、Cl 81.7、Br 0.2、I <0.2、HS 3.5、S2 <0.1、S2O3 <0.1、HSO4 <5.0、SO4 386.6、HCO3 1004、CO3 38.1、メタ珪酸 20.7、メタ硼酸 2.47、メタ亜ヒ酸 <0.1、遊離CO2 3.4、遊離H2S <0.1 など、ガス性除く成分総計は2241mg/kgである。総硫黄が基準を超え、含硫黄-となった。しかし、硫黄泉としての特徴は感じられない。

コメント:循環式は残念であるが、肌がつるつるになる泉質は魅力的である。食堂のメニューは標準的。ちなみに、戦国時代に向かいの山に城があったのが城山温泉の由来という。

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(No.109 1998/12/23、1999/8、2009/5/30改訂、2010/9/23訂正、2015/8/2追記、2019/6/2料金訂正、2019/10/1料金改定、2020/7/12ブログ追加、2021/12/5追記、2022/12/1追記)

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