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料金：大人500円、小人300円（5歳以上）、タオル別。玄関を入って右のフロントで料金を支払う。正面ロビーから日本海が一望される。 浴室：浴室は2階の左手の別棟にある。大きなガラス張りの展望風呂となっている。脱衣場は広くなく、浴室も決して広くはないはずだが、開放的であり、視野いっぱいに広がる日本海は雄大である。内風呂は大浴槽のみ。一部はジャグジーとなっている。ジェット噴射もあるが勢いがない。また、露天風呂があり、浜風・海音の中の入浴は格別である。ただし冬場は季節風をもろに受けるので吹き飛ばされそう。露天風呂の浴槽は内風呂から下がったところにあるが、階段の他スロープが作られている。洗い場にはボディソープ、シャンプー、固形石鹸、垢擦りが完備。脱衣場の洗面台には櫛や整髪料などは全くない。いかにも公共の宿である。
コメント：すぐ外は砂浜。遮るものは何もない。雄大な日本海がすべて。ここは夜８時まで利用できるので、夕日を見ながらの入浴がおすすめ。日本海に沈む夕日はどんな風景にも勝る魅力がある。 （No.199 2001/2/25、2006/5/5料金訂正、2019/9/21URL訂正） |
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場所：瀬波温泉の北の端。汐見荘から連なる旅館街の一番奥である。ここは新潟県市町村職員共済組合の運営であり、公共の宿としてリーズナブルな値段で宿泊できる。日帰り入浴も可能であり、玄関前にある「入浴だけでもどうぞ」という看板がありがたい。
泉質：浴室には成分表が掲げられているものの不十分である。源泉名や源泉温度、湧出量の記載はない。泉質は弱食塩泉。成分は、塩化カリウム134.4mg/kg、塩化ナトリウム2984.9mg/kg、硫酸ナトリウム328.3mg/kg、重炭酸ナトリウム20.5mg/kg、塩化アンモニウム6.94mg/kg、炭酸カルシウム54.94mg/kg、重炭酸カルシウム381.70mg/kg、炭酸マグネシウム11.58mg/kg、水酸化マグネシウム1.76mg/kg、重炭酸亜酸化鉄0.17mg/kg、重炭酸亜酸化マンガン0.19mg/kg、硫酸アルミニウム2.60mg/kg、メタ硼酸68.0mg/kg、ケタ珪酸177.8mg/kg、合計は4173.78mg/kgである。イオン濃度表示でないので分かりにくいが、要するにナトリウム-塩化物泉である。浴用の他、吸入の効能（慢性気管支炎、咽喉炎）が記載されていた。瀬波温泉にはたくさんの源泉井戸があり、温泉街に数々の温泉櫓を見ることができるが、基本的には同じような泉質である。さて、実際の湯であるが、無色透明無臭のきれいな湯が浴槽に満ちているが循環式である。成分表からすれば、塩辛く苦みを伴うはずだが、内風呂の湯はかすかに塩味がする程度である。これは薄めているのかなあ・・？。露天風呂の方は内風呂より若干塩味が強いがまだ薄味である。ということで、他の施設は泉質Ａとしているが、ここはＣとしておく。