瀬波温泉　夕映えの宿　汐美荘　足湯　晶子の愛し湯　（村上市）　　C　　（泉質B、浴室：足湯のみ、設備D、眺めC） 村上市瀬波温泉2-9-36　ＴEL：0254-53-4288　営業時間：5:00-24:00　　　定休日：なし 泉質：ナトリウム-塩化物泉、循環 タオル：なし　サウナ：なし　　露天：足湯のみ　石鹸：なし　シャンプー：なし　休憩所：なし　食堂：なし 場所：前ページの「汐美荘」の玄関前に無料の足湯があり、宿泊客以外の一般人にも開放されているので紹介する。なお、「汐美荘」への道路は狭く、新潟方向からは左折困難なので、観光案内所の駐車場で方向転換し、村上市街方向から右折で入るようにしよう。 料金：無料。タオルの自販機がある。0:00〜5:00までは湯の入れ替えのため利用できない。 浴室：屋根付きで、浴槽は長細く、片側だけに木製のベンチがある。 　 泉質：源泉名は瀬波海岸温泉二号温泉、ラピス２号井。源泉温度70.4℃、湧出量毎分510L（動力）。泉質はナトリウム-塩化物泉。主な成分（イオン濃度mg/kg、平成15年4月18日分析）は、Li 3.3、Na 884、K 50.6、NH4 1.3、Mg 2.1、Ca 68.4、Sr 1.3、Fe(II) 0.8、F 3.9、Cl 1455、Br 6.9、NO3 1.2、SO4 146、HCO3 67.0、メタ珪酸 35.0、メタ硼酸 15.5、遊離CO2 11.1、などガス性除く成分総計は2672mg/kgである。実際の湯は、無色透明、軽度のアブラ臭があり、なめると塩味がする。温度調整のため加水し、放流-一部循環式であるが、新湯は毎分6L注入とのこと。湯使いに関する細かな記載のある日本温泉協会の温泉利用証が掲示されている。 コメント：「汐美荘」の玄関先で、ちょっと利用しにくい雰囲気があるが、無料開放されているので自由に利用しよう。足湯にも関わらず、温泉についての掲示がきちんとなされているのは感心する。ちなみに「晶子」というのは与謝野晶子のことである。昭和12年2月10日に当地に宿泊し、45首の歌を詠んだという。このように晶子と瀬波温泉とはゆかりがあり、「はぎのや」の裏の高台にある源泉・噴湯（元湯）の横に記念碑があるので、散歩がてら行ってみられると良い。ちなみのこの源泉で温泉卵を作れるようになっているので卵を持って行かれると楽しめるだろう。 （No.399　2006/8/27）

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