場所:上記の焼山温泉からさらに1km上って行く。中央の三角の屋根が特徴の建物である。道はここで終わり、回りには何もない。日帰り入浴客は正面からでなく、左手の千寿荘から入る。千寿荘の横に薬師如来が祀られている。 料金:入浴のみは、大人750円、小人500円(休日は、850円、500円)、タオルなし。 浴室:千寿荘は旧館であり質素である。入って左の受付で料金を払う。浴室のドアはアルミ製で味気ない。浴室は大浴槽のみであるが、掛け流しされ、お湯の注ぎ口には飲泉用の柄杓が置いてある。窓は曇りガラスで、開けてみても景色は良くない。洗い場にはボディソープ、シャンプー類あり。 泉質:千寿荘と本館では泉質が若干異なる。ともに重層泉であるが、千寿荘は、旧泉で、源泉温度55度。成分表示がイオン濃度ではなかったが、主な成分は、重炭酸ナトリウム1111mg/kg、塩化ナトリウム188.6mg/kg、塩化カリウム112.3mg/kg、重炭酸カルシウム48.9mg/kgなどである。一方本館は新泉で、源泉温度はやはり55度、主な成分は、重炭酸ナトリウム917.7mg/kg、塩化ナトリウム175.4mg/kg、塩化カリウム97.4mg/kg、重炭酸カルシウム57.8mg/kgなどとなっている。重炭酸ナトリウム含有量は日本一と自負しているようだが本当かな。肌はとにかくツルツルである。 コメント:泉質は特徴あり、いいお湯である。肌のツルツル感は大きな魅力である。これで料金が安ければAとしたいのだが・・。休日は値上げするというのもいただけない。しかし、料金は別にして、一度は訪れてみる価値はあるものと思われる。少なくとも焼山温泉に来たならここにも寄るべきである。また、ここは温泉で炊きあげたご飯、おにぎりが名物。話の種にどうぞ。 → 関連記事 (No.185 2000/8/27、2021/4/4料金訂正) |
|
|
|