場所:北陸道能生インターで下りると大きな看板が出ているので、看板に従って右手の山側に進む。道なりに11km進んだ先にある。権現荘の手前の集落に3軒の小さな旅館があるが、ここが旧来の柵口(ませぐち)温泉であり、冷鉱泉を沸かしているらしい。権現荘は、能生町が新たに掘削・開発した温泉で、源泉は全く異なり、こちらは新柵口温泉として区別される。 浴室:フロントで料金を払い、左手の浴室に向かう。脱衣場は広め、浴室には長方形の大きな浴槽があり、中央部に湯の注ぎ口がある。一部は浅くなっていて、寝湯として利用できそうだが、露天風呂への通路になっており、寝てはいられない。浴室窓は大きく開放的であり、外の露天風呂や景色が見える。浴室隅に打たせ湯があるが、湯が出ていなかった。露天風呂は岩造りで大きい。木々の緑が心地よく、外には能生川が流れ、山々を見渡すことができる。景色が特にいいというほどではないが、風情を感じる。洗い場にはボディソープ、シャンプー類あり。 泉質:源泉名は新柵口温泉2号井。源泉温度45.2度のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。湯は軽度白濁しているが無味無臭。主な成分は、Naイオン702.2mg/kg、Caイオン26.5mg/kg、塩素イオン737.4mg/kg、炭酸水素イオン437.8mg/kgなど、ガス性除く成分総計は1970mg/kgである。 コメント:市営の公共の宿として格安に宿泊できたが、前記のように指定管理者の応募がなく、2023年4月以降は市の直営で日帰り利用のみの営業をしている。(→ ブログ) → 関連記事 (No.180 2000/8/26、2009/8/9、2017/8/18料金訂正、2023/6/30改訂) |
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