場所:うみてらす名立は、2000年7月20日にオープンしたばかりの名立町が総力を挙げて建設した観光施設である。北陸道名立谷浜インターから国道8号線に降り、糸魚川方面に行ってすぐなので迷うことはない。名立漁港のすぐ隣である。海水プール&温浴ゾーンである「ゆらら」のほか、地場物産館「海の楽市」があり、海鮮市場、土産物、ファーストフード、海鮮レストラン、地発泡酒工房など盛りだくさんである。さらに宿泊施設が2001年にオープンした。建物は海水プールの中庭を取り囲むように配置されており、「ゆらら」は海に向かって左手に位置する。 料金:入浴のみは、大人700円、小人300円、幼児200円、フェイスタオル100円、バスタオル160円、館内着200円。入浴+プール利用は、大人1200円(夏期1600円)、小人750円(950円)、幼児500円(650円)である。室内・屋外のプールが充実しているので、プールも是非利用したい。なお夕方5時以降は割引料金になり、入浴は大人500円、小人350円、幼児250円、全館利用は大人800円、小人550円、幼児400円となる。 浴室:1階に大浴槽のほか、アロエ湯、ミント湯、そしてローリングバス、かたたき、エステバスと名付けられた強力なジェットバスがある。浴室は広くないが洗い場含めてコンパクトにまとまっている。壁の丸窓には熱帯魚が泳いでいる。1階からは景色は全く見えない。階段を上って2階に行くと、展望サウナ、冷水風呂、檜風呂、展望海水露天風呂があり、洗い場もある。展望というネーミングが付いているが、目張りがあるので、立ち上がらないと景色は見えない。日本海の眺めが雄大なのだが、露天風呂の浴槽に入った位置では空しか見えないのは残念である。洗い場にはボディソープ、シャンプー完備。洗面台にヘアブラシ、櫛などは置いていない。 泉質:天然温泉ではないが、美容効果の高いミネラル健康水を使用しているという。塩素臭がしないのはいいのだが、具体的にどういう泉質なのかは不明。泉質に関する掲示はない。露天風呂は海水風呂ということだが、全く塩味がしなかったのはなぜか。いずれにせよ、泉質的に特に優れているとも思えない。循環式の浴槽だと思うのだが、掛け流し風の演出がしてあるのはにくい。 コメント:天然温泉にこだわらなければ、浴室は充実しているので満足はできる。700円という値段は高いが、タオル付きなら許しましょう。(→その後タオルは別料金になった。) (No.174 2000/7/20、2023/2/11追記) |
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