場所:北陸道を名立谷浜ICで降り、国道8号線に出て、左手(糸魚川方面)に進む。うみてらす名立のすぐ先の名立大橋手前で左折し、名立川沿いに10kmほど上っていくと、送電線の下に、大きな看板とともに、緑色の屋根の建物が見える。1本道で迷うことはない。ここは日帰り温泉専用施設で宿泊は出来ない。 料金:大人400円、小人200円、幼児100円。タオルなし。 浴室:受付で料金を支払い、右手奥の浴室に向かう。脱衣場は広くなく、浴室も8人位が入れる程度の手すりの付いた長方形の浴槽がひとつあるのみである。大きなガラス窓から見える木々の緑が美しいが、景色が良いわけではない。洗い場には、固形石鹸、ボディソープ、シャンプーなどあり。 泉質:源泉名は、西蒲生田。弱アルカリ性単純冷鉱泉、源泉温度・湧出量不明。主な成分は、ナトリウムイオン77.8mg/kg、炭酸水素イオン118.7mg/kg、硫酸イオン28.1mg/kg、塩素イオン9.8mg/kg、メタ珪酸75.5mg/kgなど。無色透明・無味だが、若干水道臭いような臭気を感じた。少し粘つくような印象があったが、その他特徴はなかった。 コメント:名立町の地域活性化施設で、補助金の関係か、休憩室はふれあいホールとか生きがい創造室などという名前が付けられている。他にも、調理実習室、生活指導室、研修室、会議室とかいう堅い名前の部屋がいろいろある。正面奥はパンフレットでは軽運動室とあるが、椅子が並んだ休憩室である。畳敷きのふれあいホールにある「炉端」が「ろばた館」の由来である。食堂の営業は11〜13時のみで、麺類程度。受付に小さな売店があり、他は自販機(ビールあり)がある程度である。館内はきれいであり、身障者用の設備も整う。海岸から10kmだが、ここは山の中。通りすがりに寄るところではないが、うみてらす名立の混雑がきらいなら、こちらもいいかもしれない。 (No.176 2000/8/10、2020/4/25URL訂正) |
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