場所:国道18号線バイパス鴨島ICから国道405号線に降り、牧村方面に進む。途中岩の原葡萄園(新潟ではワインで有名)を過ぎ、山道となると牧村である。しばらくすると、割烹新柳、入浴料400円という緑色の大きな看板が目を引くので、すぐにわかる。別項の深山荘への道の分岐点の少し手前である。左が太平堂という食料品店、右が割烹新柳(しんやなぎ)である。 料金:割烹の入り口から入るが、中は隣の食料品店とつながっており、店のレジで入浴料を払う。大人400円、小人200円、タオルなし。休憩料は100円。 浴室:右手の鉄筋の新館の地階に浴室がある。浴室は広くはないが、大きな窓から川の流れや山々を見渡すことができる。手摺りのある大浴槽がひとつ。洗い場にはボディソープ、シャンプー完備。片隅に河童の置物があるが、水を溜められるような造りになっており、配管の名残もある。昔は飲泉用にでも使用していたのであろうか。 泉質:無色透明無味。源泉温度13.8度の単純硫黄冷鉱泉とのことだが、硫黄臭はしなかった。湧出量は毎分9.6L(自然湧出)、PH8.0。成分的には特徴はないが、ナトリウムイオン82.6mg/kg、カルシウムイオン20.1mg/kg、塩素イオン23.0mg/kg炭酸水素イオン195.9mg/kg、硫酸イオン65.4mg/kgなど、ガス性除く成分総計は423mg/kg。硫化水素イオンが1.9mg/kg、遊離硫化水素が0.2mg/kgあるので、硫黄泉の基準を満たす。飲用の効能も掲示してあった。掛け流しという噂も聞いたことがあるが、訪れたときは流されていなかった。 コメント:国道405号線の道路沿いのわかりやすい場所にあるので、通りすがりに寄るにはよい。ここだけを目的に来るまではないかな。 (No.154 2000/1/8) |
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