六日町健康増進センター 清流館 (南魚沼市:旧六日町) B  (泉質C、浴室A、設備B、眺めB)  2009年6月16日で閉館

南魚沼市坂戸7-3  TEL:025-770-0126 営業時間:10:00〜22:00 定休日:水曜日
泉質:単純泉、44.1℃、循環、薬草風呂
タオル:あり サウナ:あり 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://www.seiryukan.co.jp

場所:六日町温泉のうち魚野川沿いの温泉街に位置する。六日町市街から坂戸橋で魚野川を渡り、右折して少し進んだ先の右手にある。玄関右手に薬師堂があり薬師如来が祀られている。下駄箱に靴を入れ、受付する。下駄箱は男女別に分かれ、下駄箱の番号がそのまま脱衣場のロッカーの番号になる。ロッカーは大小2種類あるので、下駄箱の番号によっては、脱衣ロッカーが小さなものになるので、下駄箱を選ぶときに注意を要する。

料金:これまで度々料金改正がなされていたが、2006年11月に料金体系が再び大きく変更された。入館料は大人800円、小人500円、幼児無料、レンタルタオル:フェイスタオル30円、バスタオル50円、館内着100円。年間パスポート(タオルセット・館内着付、14ヶ月フリー)12万円、半年パスポート(タオルセット・館内着付、7ヶ月フリー)6万5千円、ゴールド会員(入館550円、タオル付)年会費2万円、シルバー会員(入館600円、タオル付)1万5千円というのもある。利用しやすい料金になったのはありがたい。

浴室:2階に浴室がある。浴室全体は広くないが、美容マグナムバスという強力なジェットの付いた大浴槽のほか、バイブラバス、薬草風呂(薬仁湯)、かぶり湯、水風呂、漢方スチームサウナ、テレビ付きの遠赤外線サウナ、そして南極バスというクーリング用の部屋がある。金冷シャワーというのがあるが、何を冷やすんだろう。洗い場には固形石鹸、ボディソープ、シャンプーのほか洗顔石鹸がある。また、垢擦りタオルが用意されている。洗い場の蛇口のうち、角にある1個だけは金色であるのはなぜだろう。脱衣場の洗面台には整髪料、綿棒、剃刀、歯ブラシが用意され、櫛・ヘアブラシもある。前記したとおり、脱衣ロッカーは大小があり、それは下駄箱の番号と対応しているのでご注意。浴室には大きなガラス窓があり明るい。眼下に魚野川が流れ、その向こうに魚沼の山々が眺望されるが、対岸の六日町小学校の派手な校舎が郷愁をそぐ。
 以上はこれまでの浴室であるが、2005年末にリニューアルされ、浴室も変わったようである。まだ確認していないのではっきりしないが、ホームページによれば、美容マグナムバス、超音波水流風呂、バイブラバス、サウナ、漢方スチームサウナ、水風呂のほか露天風呂も作られたようである。もちろん生薬風呂「薬仁湯」がメインなのは変わらない。

泉質:源泉名は六日町混合泉(2号井、12号井、7号井、8号井、11号井)、源泉温度44.1℃の単純泉。無色透明無臭であるがごくわずか塩味がする。主な成分は、Naイオン238.1mg/kg、Caイオン37.8mg/kg、塩素イオン377.3mg/kg、炭酸水素イオン69.1mg/kg、硫酸イオン23.1mg/kg、メタ珪酸36.2mg/kg、メタ硼酸20.5mg/kgなどガス性除く成分総計は820.3mg/kgである。薬仁湯は森下仁丹製の生薬風呂で10種類の薬草を配合したもの。気持ちいいが、一般の薬草風呂とは違って、局所の粘膜がスカスカ・ヒリヒリ。いかにも効きそうな感じだが、ちょっと刺激的。この入浴剤は販売(10包2400円)もしているので、お土産にどうぞ。

コメント:1階にステージ付きの大広間があり、休憩・食事可能。別に食事処があり入浴客以外の利用も可能。2階には和室の他、マッサージルーム、レストルームがある。レストルームにはTVのモニターが5つ天井からぶら下がっており各放送局の画面が映されている。安楽椅子の耳元にスピーカーが埋め込まれており、好きなチャンネルを選んで音声を聴くことができるようになっている。コンパクトな健康ランドという雰囲気である。1日ゆっくり休みたい人向き。これまでは1700円という入館料がネックであったが、利用しやすい料金体系になっことは称賛に値する。設備の充実度を勘案すればお勧めである。

(No.201 2001/3/17、2006/3/8、2006/11/12改訂)

*清流館様より直々にリニューアルと料金改定の連絡をいただきました。料金値下げはありがたいことです。

*2009年6月16日で閉館

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