五十沢温泉 五十沢温泉 旧館 (南魚沼市・旧六日町) A  (泉質A、浴室C、設備C、眺めC) 2023年12月24日をもって閉館

南魚沼市宮 TEL:025-774-2859 営業時間:8:00-20:00 定休日:第1,2,3水曜日
泉質:アルカリ性単純温泉、50.3℃、掛け流し
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし 石鹸:なし シャンプー:なし 休憩所:なし 食堂:なし

場所:別項の「ゆもとかん」の旧館である。「ゆもとかん」の手前の交差点(とは言っても信号などない)を左折し、田畑の中の小道を進むとすぐにある古ぼけた建物である。旅館らしくないが、玄関にかすれた字で「五十沢温泉」と書かれているのでここだとわかる。

料金:玄関を上がると長椅子が置いてあり、ご老人方が談笑されていた。木製の料金箱があるので、300円を入れて浴室に向かう。(料金が大人440円、小学生150円、未就学児70円になっているそうです。20219/19追記)

浴室:タイルと巨石で作られた四角い浴槽があるのみである。隅に給湯口があり、源泉は一旦小さなカメに注がれてから浴槽に注がれ、浴槽縁より掛け流されている。洗い場は蛇口があるのみで、シャワーはなく、石鹸類もない。浴室窓は大きいが、下がすりガラス状になっていて直接景色は見えない。窓を開けると水田とその向こうに山並みが見渡せる。脱衣場は棚に脱衣籠が置いてあり、棚の上には常連さんの入浴セットが置いてある。洗面台があるはずの場所(鏡がある)には何故か骨董品的な旧式の洗濯機が置いてあり、蛇口はその上にあるので、洗濯機は洗面台のシンク代わりということなのだろうか。

泉質:源泉名は五十沢温泉1号井。泉質はアルカリ性単純温泉。源泉温度50.3℃、PH9.4、湧出量270L/分(動力)。主な成分(イオン濃度mg/kg、平成16年8月9日分析)は、Na 40、K 1.1、NH4 0.1、Ca 5.9、F 1.4、Cl 27.4、HS 1.8、SO4 23.6、HCO3 27.0、CO3 9.3、メタ硼酸 0.4、メタ珪酸 22.4、遊離H2S 0.01など、ガス性除く成分総計は160.4mg/kgと成分的には薄いが、硫黄泉の基準にわずかに足りないものの、硫黄分を含んでいる。湯は無色透明であるが、かすかな硫化水素臭と硫黄味がある。肌に優しい刺激のないいい湯である。何よりも、非加水・非加熱・非循環・非消毒の新鮮な源泉が掛け流されているのがすばらしい。浴槽も大きすぎることなく、利用客数も少ないので、湯の鮮度は抜群である。

コメント:巨大な混浴露天風呂が名物の「ゆもとかん」と違って、こちらは小さな内湯のみ。設備・備品とも劣るが、湯の鮮度は数倍すぐれている。純粋に温泉を味わいたい人はこちらがお勧めである。石鹸類はないので、洗いたい人は持参する必用がある。

(No.393 2006/7/29、2018/12/19、2021/9/19追記、2023/12/24閉館)

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