場所:柏崎と小千谷を結ぶ国道261号線沿い、小国と小千谷の間の桜町トンネルの少し手前にある一軒宿。国道沿いに看板があるが、スピードを出していると見逃すので、峠道をしばらく上ったら注意しよう。新道ができたが、旧道の方なのでご注意。 料金:入浴のみ500円、タオルなし。フロントや受付は存在しない。声をかけると茶の間から女将が出てくる。 浴室:右手奥に男女浴室がある。男湯・女湯の札はトイレの札と同じ。狭い脱衣場には棚があるのみ。洗面台などはない。浴室は扇形の浴槽があるのみ。石組みの隙間から源泉がチョロチョロと申し訳程度に注がれている。シャワー付き洗い場は2ヶ所。固形石鹸とボディソープはあるがシャンプーはなかった。女湯との仕切には隙間があって、背伸びすると覗けそう。 泉質:掲示なく、源泉名、泉質等は不明。冷鉱泉を天然ガスで沸かしたもの。どういう泉質かと女将に尋ねたら、意外な顔をされ、うちは鉱泉を天然ガスで沸かしてるんで・・、泉質と言われても・・・。と返事に困っていた。注がれた非加熱源泉は無色透明無味無臭だが、浴槽の湯は軽度白濁し、無臭だが、石鹸臭い味がした。怪しげな湯であるが、いずれにしても泉質はたいしたことがなさそう。 コメント:まさに山の中の一軒宿。ここの地名は地獄谷という。いろいろいわれがありそう。いかにも鄙びており、泉質的に魅力があるわけではないが、国道沿いであるので、通りすがりの利用は便利かも知れない。 (No.231 2001/10/28) |
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