健康ハウス U&P (小千谷市) C  (非天然、浴室C、設備C、眺めD)

小千谷市城内1  TEL: 営業時間: 定休日:
泉質:栃尾又温泉の湯、循環
タオル:あり サウナ:あり 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:なし

場所:小千谷市中心部、越路町方面への県道沿いの小千谷消防署、小千谷警察署向かいにセブン・イレブンがある。その広い駐車場に接してこの施設がある。入り口は反対側だが、浴室や休憩室はこの駐車場に接している。屋上にラジウム泉と書いた看板があり、以前から気になっていたので訪れてみた。正面にサウナ&トレーニング U&P という看板がある。狭い階段を上った2階に入り口がある。男女で入り口が異なっている。受付で料金を支払い入館する。

料金:1600円、タオルセット、浴衣付き。300円の割引券がもらえるが高い。

浴室:玄関を入ったすぐ先が脱衣場で、入り口から丸見え。そこから階段を降りたところに浴室がある。浴槽は4つ。正面にハイセンス風呂と表示された浴槽。ジェット、気泡付きの薬湯であるが、バスクリン色で味気ない。左手の浴槽には湯が張られていない。正面右は水風呂。さらに右手奥に、栃尾又の湯と表示された浴槽がある。あとは、かなり広いテレビ付きのサウナがある。栃尾又の湯は、あの湯之谷村の栃尾又温泉を運んできたもので、ラジウム泉というのはこのことかと納得。本家同様に、34℃という低温に設定されている。浴槽は青いタイル張りで、怪しげな雰囲気があるが、本家の栃尾又温泉センターも青いタイル張りだったなあ、と改めて思い出した。洗い場にはボディソープ、シャンプー、リンスあり。垢すりも置いてある。

泉質:基本的に天然温泉ではないが、栃尾又温泉を運んだということは評価したい。ただし、ラジウム泉は時間とともにどんどん拡散して飛んでしまうので、運んで温めなおした湯がどれだけ効能があるかは疑問である。ただし、サウナの後、この34℃の湯にゆったりと浸かっていたら、非常に心地よく、意外に満足できた。

コメント:館内は狭い。脱衣場、洗面台とも狭苦しい。休憩用の小さな広間はあるが、寝転がるわけにもいかず、くつろげない。向かいの焼肉屋のメニューが置いてあるが、ここに食堂があるわけではない。サウナ&トレーニングという看板のトレーニングがどう言う意味かは、理解できなかった。トレーニング用の自転車が片隅にあったが。市内で栃尾又温泉を体験できるのはいいにしても、1600円ということを考えると、設備は貧弱である。コスト・パフォーマンスは決して良くない。 吉田町のらくらく健康センターをふと思い起こさせた。ちなみに、U&PのUはユートピア、Pはパラダイスだそうです。

(No.168 2000/5/17)

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