名木野湯温泉 名木野湯 (見附市) C (泉質C、浴室C、設備D、眺めB) 2014年12月閉館
見附市名木野町 TEL:0258-62-1494 営業時間:9:00-19:00 定休日:木曜日
泉質:表示なし(硫黄泉)、19.4℃、循環、飲泉所あり
タオル:なし サウナ:なし 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:食事可 |
場所:国道8号線亀貝インターから県道8号線(長岡見附三条線)に降り、見附市街に向け進む。曲がりくねった山道となり、少し進むと平地となり、右手に田圃の中に神社が見えるので、細道を右折する。ここに看板が出ている。ここから先の道は驚くほど狭い。途中まで舗装されてはいるが、普通車が1台かろうじて通れる程度の道幅しかない。脱輪しないかと心配になるほどである。すれ違いは困難であり対向車が来ないかとどきどきであった。途中からは舗装もなくなる。2又に分かれるところがあるが、右を進む。行き止まりに温泉がある。古ぼけた湯治場という感じ。
料金:入ると正面に受付がある。大人500円、子供300円。2時間までで、1日は1000円とのこと。タオルなし。
浴室:浴槽は石作りで、3〜4人入れる程度。洗い場の蛇口は2カ所。シャンプー類完備。業務用でなくメリットシャンプーであった。また、建物の奥の方に露天風呂もある。上り坂の廊下を少し進み、外に出るとある。脱衣場の小屋の先に石作りの風呂がある。3人入ると満員。山の木々を見ながら気持ちよく入れる。これは1カ所のみであり、男が入るときは男子入浴中の札を下げる。
泉質:湯は薄い黄緑色。わずかの塩味・硫黄味がする。成分表示はあるが、源泉名や泉質の表示はない。効能などが書かれた木額が掲げられているが、かすれて判読できない。源泉は19.4度の冷鉱泉で、PH7.21、ナトリウムイオン442mg/kg、カリウムイオン27mg/kg、マグネシウムイオン27mg/kg、カルシウムイオン122mg/kg、塩素イオン1337mg/kg、重炭酸イオン568mg/kgなどが主な成分であり、合計は2200mg/kgである。受付前に飲泉所があり、ペットボトル1本100円で販売もしている。冷たいまま飲むと硫黄泉特有の臭いと味がして、いかにも薬効がありそうな感じである。女将に聞くと、皮膚病や糖尿病、胃腸病に良くて買っていく人が多いという。訪れたときも持ち帰っていく人がいた。
コメント:館内には休憩用の部屋があり、食事も可能。きのこ汁が美味しかった。帰り際女将が見送ってくれたのはうれしかった。山奥で冬季は閉鎖されるという。森林浴がてら訪れるといい。道が細いのでご注意。
姫ちゅさんからの情報:露天風呂は土・日・祝のみの営業だそうです。この冬は完全閉鎖はせず土・日・祝は営業したそうです。営業するか否かはその冬の雪の状況次第だそうです。(2004/6/10)
(No.99 1998/10/31、2004/6/10追記) |