イリーナ・メジューエワ ピアノ・リサイタル
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2025年11月19日(水)19:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
ピアノ:イリーナ・メジューエワ
 
ショパン:
   ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1
   スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
   プレリュード 嬰ハ短調 Op.45
   3つのマズルカ Op.50
   ポロネーズ第7番 変イ長調 Op. 61「幻想」

(休憩)

メトネル:
   おとぎ話 第2曲 イ短調 Op.51-2
   おとぎ話 第2曲 ホ短調 Op.34-2
   忘れられた調べ より 第3曲「春」Op.39-3
ラフマニノフ:
   練習曲集「音の絵」Op. 33より 第8曲 ト短調
   練習曲集「音の絵」Op. 33より 第2曲 ハ長調
   練習曲集「音の絵」Op. 39より 第5曲 変ホ短調
スクリャービン:
   12の練習曲 Op.8より 第11曲 変ロ短調
   12の練習曲 Op.8より 第4曲 口長調
   8の練習曲 Op. 42より 第5曲 嬰ハ短調
   ピアノ・ソナタ第5番 嬰ヘ長調 Op.53

(アンコール)
スクリャービン:3つの小品より 「アルバムの綴り」
ラフマニノフ:前奏曲 Op.3-2「鐘」
 

 今日は、ロシア出身でモスクワで学び、1997年から日本を拠点に活躍されているイリーナ・メジューエワさんのリサイタルです。
 メジューエワさんは毎年たくさんのCDを出されており、私も何枚か買って聴かせていただいております。新潟には何度も来演されており、りゅーとぴあで録音したCDも聴き応えがあります。
 私は、これまでに何度かジューエワさんの演奏を聴く機会がありましたが、今回は2016年12月以来、9年ぶりの新潟市での演奏会です。使用するピアノは、前回と同様に1925年にニューヨークのスタインウェイ本社で製造された「CD135 'Art-Vintage'」という特別なピアノです。
 今回のプログラムは、メジューエワさんが得意とする、ショパン、メトネル、ラフマニノフという東欧の作曲家の作品が演奏されます。。
 今年100歳になったヴィンテージピアノで、どのような演奏を聴かせてくれるのか非常に楽しみなリサイタルであり、友の会の会員割引もあったことから、チケット発売早々に買って楽しみにしていました。

 先週末は好天が続き、行楽日和となりました、週明けの月曜日から寒波が訪れて、気温は一気に下がり、山沿いは積雪になりました。
 新潟市は雪になりませんでしたが、山沿いにある私の職場には雪が降り、昨日の帰宅時には雪が積もって、車は雪に覆われて大慌てし、慎重な運転で帰宅しました。今日もどうなるのか心配でしたが、雪雲が去ってひと安心しました。根回しをして仕事を早めに切り上げて、りゅーとぴあへと急ぎました。

 となるはずでしたが、残念ながら行くことができませんでした。

 毎度のことながら、勢いに任せてチケットを買ったものの、平日の開催ですので、行けるかどうかわかりませんでした。
 実際に仕事の予定が入ってしまって行けなくなったのですが、無理してその予定を調整して、出かける予定にしました。しかし、その後さらに別の予定が入ってしまい、結局行けなくなってしまいました。
 それでも、無理すれば後半だけでも聴けたかもしれませんが、年老いた私には無理する余力はなく、潔く断念しました。
 世の中うまくいかないものですが、仕方ありません。毎年こういうことは何度もあり、つい先日も新潟室内合奏団の演奏会に行くことができなくなり、今年だけでも4回目になります。
 今回もチケット代を無駄にしてしまいましたが、集客が危惧された演奏会でしたので、チケット代はりゅーとぴあへの寄付ということで、多少なりとも貢献できれば幸いです。きっと素晴らしい演奏会になったことでしょう。

 なお、行かれた方からの情報によりますと、容姿からは想像できないパワフルな演奏で、充実した演奏会だったそうです。
 特に後半のロシア物のプログラムは圧巻だったそうで、アンコールのラフマニノフの「鐘」もすごかったそうです。皆さん楽しまれたようで何よりでした。
 

(客席:2階C3-7、S席会員割引:¥3500)