りゅーとぴあ オルガン・クリスマスコンサート2021 〜平和への祈り〜
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2021年12月17日(金)19:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
オルガン:石丸由佳
チェロ :伊藤悠貴
 
J.S.バッハ:甘き喜びのうちに BWV608
ヴァヴィロフ / カッチーニ : アヴェ・マリア
カザルス:鳥の歌(チェロ)
サン=サーンス:祈り(チェロ+オルガン)
柿沼 唯 : 巡礼の笛
グノー:アヴェ・マリア(チェロ+オルガン)
アイアランド:聖なる少年(チェロ+オルガン)
ホルスト(P.サイクス編曲):組曲「惑星」より
 火星 -戦いをもたらす者- 
 金星 -平和をもたらす者-
 木星 -快楽をもたらす者-

(実際の演奏曲は未確認です)
 毎年この時期に開催され、恒例になっているパイプオルガンによるクリスマスコンサートです。昨年は12月24日の、まさにクリスマスイブの開催でしたが、今年は1週間前になりました。

 このクリスマスコンサートは、前任の専属オルガニストの山本真希さんの時代に始まり、昨年からは石丸由佳さんに引き継がれました。
 昨年のクリスマスコンサートは、Noismとの共演もあり、楽しみにしてチケットを買っていたのですが、平日の夜の公演で、業務多忙で行けませんでした。
 そんなこともあり、今年は何としても行こうと考え、予定も考えないまま、チケット発売と共にチケットを買ってしまいました。

 今回はチェロの伊藤悠貴さんを迎えて、「平和への祈り」というテーマで、プログラムが組まれています。チェロとパイプオルガンの共演というのはめったに聴けませんので、興味深く思われました。
 クリスマスに際して静かに祈りを捧げるほか、石丸さんお得意の「惑星」もプログラムにあり、迫力ある華やかな音楽でも楽しませてくれることでしょう。

 石丸さんの演奏を聴くのは、11月21日の新潟交響楽団第107回定期演奏会以来ですが、そのときはサン=サーンスの交響曲第3番で、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
 石丸さんは、りゅーとぴあ専属オルガニストではありながら東京に拠点を持っておられ、全国の様々場所で演奏し、プロオケとの共演も活発にされたりし、年末もコンサート予定がびっしりで、全国的にみても今最も旬なオルガン奏者と思われます。こんな石丸さんの演奏を楽しませていただきたいと思います。


 このところ、比較的穏やかな日が続き、気温も高めでしたが、今週末は本格的な寒波が襲来し、暴風が吹荒れ、平野部でも積雪となり、山間部では大雪の予報が出ています。交通機関の乱れも避けられません。

 こんな金曜日、天気予報通りに強風が吹き、降り続いていた雨は夕方からみぞれに変わり、やがて雪へとなってきました。
 大急ぎで仕事を片付けて、職場を出ました。強風で車も揺れて、ハンドルも取られそうになりましたが、慎重に車を走らせ、りゅーとぴあへと向かいました。


 となるはずでしたが、年末の平日の夜ですので、業務の調整が付かず、結局今年も行くことを断念することになりました。チケット代2500円は、石丸さんへのクリスマスプレゼントです。きっと素晴らしい演奏を聴かせてくれたことでしょう。

 
 
(客席:8-11、\2500)