徳永二男 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル (中止)
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2020年5月24日(日) 14:00 新潟市音楽文化会館
ヴァイオリン:徳永二男
 


J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001

J.S.バッハ :無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006

E.イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調「バラード」

バルトーク・ベーラ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117 BB 124

 徳永さんも経歴を見ますと、1946年11月に生まれ、1976年に東京交響楽団のコンサートマスターに就任。ベルリン留学後、1976年からNHK交響楽団のコンサートマスターとなり、首席コンサートマスターを経て、ソロコンサートマスターとして1994年まで活躍し、退団した後は、ソロや室内楽、指揮者としても活躍。とのこと。

 経歴を見ますと華々しい活躍ぶりで、日本を代表するヴァイオリニストというのは間違いないでしょう。それにしましても、19歳で東京交響楽団のコンサートマスターになったというのは驚きですね。

 N響時代から、クラシックに疎かった私でも、コンマスとしての徳永さんの名前は知っていました。しかし、退団後にソリストとしての徳永さんの演奏はこれまで聴いたことはなく、新潟に来演するこの機会に、是非とも聴かせていただきたいと思いました。
 「無伴奏で贈る、ヴァイオリン音楽の最高峰。今しか聴けない、魂の音楽」という宣伝のキャッチコピーも魅力的ですね。

 ということで、「音分レジェンドシリーズ」と題され、3月1日に開催される予定だったギター界の重鎮・荘村清志さんのコンサートともに、2週に渡って日本の音楽界のレジェンドの演奏を聴けるということで、期待は高まりました。

 3月8日に開催のはずだったのですが、新型コロナウイルス感染のため、5月24日に延期になりました。しかし、その後も新型コロナ感染は拡大を続け、延期になった公演も、結局中止になってしまいました。

 今年74歳になる徳永さん。演奏を新潟で聴く機会は今後あるかどうか定かでなく、中止は残念でなりません。


 

(客席:*-**、会員割引:¥3000)