ミュンヘン交響楽団 (中止)
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2020年3月17日(火) 19:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
指揮:ジュリアン・ラクリン
ピアノ:モナ・飛鳥
 



ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 ハ短調 作品62

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」

(休憩20分)

ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」


 

 今年はベートーヴェン生誕250周年記念ということで、その一環としてドイツの名門オーケストラを招聘してのオール・ベートーヴェン・プログラムです。
 先月新潟では、りゅーと新潟フィルハーモニー管弦楽団により、ベートーヴェン生誕250周年記念のオール・ベートーヴェン・プログラムが演奏されており、そのときは今日と同じ「コリオラン」序曲のほか、ピアノ協奏曲第3番と交響曲第2番でしたが、今回は「皇帝」と「英雄」という、まさに王道を行くプログラムであり、期待が高まりました。

 ミュンヘンのオーケストラといえば、ミュンヘン・フィルハーモニーとかバイエルン放送交響楽団とかは有名ですが、ミュンヘン交響楽団の位置付けがどうなのかは定かではありません。まあ、この料金で日本ツアーをしてくれるわけですから推して知るべしでしょうか。

 新潟には、2001年10月に来演しており、そのときもオール・ベートーヴェン・プログラムで、「エグモント」序曲、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番「運命」が演奏されています。指揮は抜井厚、ヴァイオリン独奏は日系のアラベラ・美歩・シュタインバッハーでした。あれから19年かあ・・。当然私も年をとったということですね。

 今回の指揮者はジュリアン・ラクリン。1974年リトアニア生まれで、ヴァイオリン奏者としてはかなりの実績がありますが、指揮者としてはどうなのでしょうか。もちろん私は初めてです。
 ソリストのモナ・飛鳥は、父がドイツ人、母が日本人です。モナ=飛鳥・オットと表記すればわかりやすいですが、アリス=紗良・オットの3歳下の妹です。姉同様に活発な演奏活動をしており、日本での活躍も目覚しいのですが、私は今回が初めてになります。

 さて、演奏は・・。と書きたいところですが、残念ながら新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、日本ツアーは中止となりました。

 

(客席:2階C6-11、S席:¥8800)