また泣いてしまいました。感動の涙が目に溢れ、感動の嗚咽を抑えきれず、何度も涙を拭いました。心を揺り動かすこの力。ジュニア合唱団最高です。
もう、これ以上言葉で表現できず、今日はこれで終わりにしようと、一旦パソコンを閉じましたが、ちょっと冷静になり、せっかくですので、通常の記事を書くことにしました。
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今日は、毎年欠かさずに聴かせていただいている新潟市ジュニア合唱団の定期演奏会です。もう何年目になるかもわからないほどになりました。
汚れきった精神を清め、疲れのたまった心身を癒すには、ジュニアの力を借りるしかありません。今年もスケジュール調整して、聴かせていただきました。
15時開演ですので、ゆっくりと昼食を摂り、開場30分前の14時にりゅーとぴあに着きますと、既に開場待ちの列が長く伸びていて、私もその列に並びました。その後も列は伸び、開場時間頃には、東ロビーを折り返し、クローク前にまで伸びていました。開場となり、2階Cブロックに席を取りました。
開演となり、第1部は、クラシックです。「ジャズミサ」で知られるチルコットの編曲による日本の名曲が5曲歌われました。
最初は「砂山」をアカペラで、静かに情感たっぷりに歌い、一気に客の心をつかみました。続く「村祭」は、一転して明るく元気に歌い、その後「おぼろ月夜」、「故郷」、「紅葉」と、澄み切った美しいハーモニーでしっとりと歌い、観客を魅了しました。
聴き飽きた感のある名曲ですが、チルコットの素晴らしい編曲を、合唱団は見事に具現化し、崇高な芸術作品へと昇華させました。
ジュニア合唱団の実力は遺憾なく発揮され、そのレベルの高さを知らしめるに十分すぎる内容だったと思います。
第2部は、「〜信じるならば〜」と題された、振りを交えたりしての楽しいポップスステージです。最初は年少者も交えて、楽しく元気に歌い、聴く方の心も明るくなりました。
楽しい振付に合わせて、楽しく歌われた曲の数々は、第1部での正統的合唱曲とは違った喜びと感動を与えてくれました。
後半は振付も激しくなり、ダンスステージといっても良いくらいです。合唱団もついにここまできたかと驚きを感じるくらいでした。
「信じるならば」以降は感動の歌声が続き、胸はどんどん高鳴り、目には涙があふれてきました。とめどなく押し寄せる感動の嵐。これでもかと聴く者の心を揺さぶります。
この感動がジュニア合唱団の魅力。この感動を味わいたくて、定期演奏会通いを続けています。今年も期待を裏切ることなく、私の心を感動の渦に誘い、汚れた心を浄化してくれました。
これで十分満足でしたが、第3部の合唱ミュージカルが残っていました。今回は浦島太郎が桃太郎や金太郎とともに鬼退治に行くという楽しいミュージカルです。
年少者を含めて、それぞれが素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。単なる楽しいミュージカルで終わることなく、しっかりとメッセージを伝え、最後は感動を与えてくれました。大したものですね。
合唱だけでも一級品なのに、ミュージカルまでやってしまうんですから、ジュニア合唱団の実力は計り知れません。
海野先生の指導のなせる業でしょうが、それに応える子どもたちは大したものです。やはり、ジュニア合唱団は新潟の宝といえましょう。
そして、素晴らしい演奏で終始ステージを支えた、ピアノの斎藤先生にもブラボーを贈りましょう。
ジュニアの皆さんにパワーをいただき、これでしばらく仕事に励めます。ありがとうございました。
(客席:2階C6-1、会員割引:¥630) |