アート・ミックス・ジャパン
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2019年4月14日(日) 11:00 新潟市民芸術文化会館
 
 
11:00 新潟市民芸術文化会館・劇場

     和太鼓  和太鼓バンド GOCOO

           風神
           地の記憶
           ELEVEN

           その他



12:15 新潟市民芸術文化会館・コンサートホール

     声明  真宗高田派 本山専修寺

           引声念仏

 

 毎年春の恒例行事となったアートミックスジャパンが、今年も昨日・今日と開催されました。昨年は天候が悪くて大変でしたが、今年は天候に恵まれて、絶好の行楽日和となりました。

 残念ながら昨日は所用で行けませんでしたが、本日は2公演だけ参加させていただきました。時間的に行ける公演は限られてしまい、上記公演となりました。

 新潟市は桜が満開で、白山公園は花見客で大賑わいでした。せっかくですので私も花を見て回り、りゅーとぴあの屋上も散策しました。


 時間となって、劇場に急ぎ、まずは「和太鼓バンド GOCOO」です。1997年から活動している歴史あるグループですが、私は今回初めて知りました。
 リーダーが女性で、メンバーの多くも女性でした。演奏は和太鼓の枠を超えたもので、従来の概念を覆すものでした。アフリカ的だったり、東南アジア的だったり、正にワールドミュージックと言うべきもの。和太鼓を使った現代音楽とも言えましょうか。
 太鼓といえば「鼓童」が思い浮かびますが、それとは対極の太鼓ミュージックであり、これはこれで面白く聴けました。

 時間が押して、急いでコンサートホールに移動。ホワイエでの曲芸を楽しみ、「声明」を聴きました。雅楽の調べに乗って左右7人ずつ、計14人の僧侶が登場し、声明が奏でられました。残念ながらPAが使用されて、荘厳な雰囲気が弱まってしまったように思います。
 仏教声楽曲である声明には、「天台声明」と「真言声明」がありますが、真宗高田派専修寺の声明は、「天台声明」の流れを汲んでいるそうです。
 私は熱心な仏教徒ではありませんが、日本のグレゴリア聖歌とでもいうべき声明は、心を癒すものがあり、CDで聴くことがあるのですが、実演は初めてでした。
 今回の演目、演奏内容は、私のイメージするものとは若干異なり、通常のお経を聴いていうような感じで、「感動する」という感じではなかったです。
 昨日は真言宗豊山派総本山長谷寺の声明の公演が行われましたが、そちらはどうだったのか気になりました。

 外に出ますと、溢れるばかりの花見客。国際色豊かで、外国語も飛び交っていました。混み方は尋常ではなく、人ごみを避けながら駐車場へと早足しました。

 空には次第に雲が広がって、怪しげになってきましたが、夕方までは雨が降りませんように・・・。
 
 

(客席:劇場 2階14-24、¥2500)
(客席:コンサートホール 2階C2-9、¥2800)