青空が広がり爽やかな日曜日。東響定期の日恒例のロビーコンサートを聴きました。今回の定期はコーラスとの合わせに時間がかかるためか、ロビコンは1時間早い12時スタートとなりました。

　今日の出演はオーボエ主席の荒木さん、クラリネットの吉野さん、ファゴット主席の福士さんです。リードの木管楽器の三重奏、トリオ・ダンシュです。今日は天気も良いせいか集客も良く、なかなかの賑わいとなりました。

　若くて美しい3人が登場し、イベールで開演しました。木管の柔らかな音が耳に優しく、残響豊かなホワイエの響きと相まって、洒落たフランス音楽が癒しを誘いました。さすがにプロが作り出す音楽は違いますね。

　吉野さんの挨拶があって、福士さんの曲目紹介の後、モーツァルトのきらきら星変奏曲を超絶技巧を駆使して演奏し、聴衆を唸らせました。

　荒木さんのによる曲目紹介の後、最後は同じくモーツァルトのディヴェルティメントを軽やかに演奏し、終演となりました。

　東響の奏者の演奏を至近距離で聴けるロビコンは、個人の力量を知るとともに、様々な編成で多彩な音楽を聴くことができ、奏者を身近に感じることができて良いですね。次回はコントラバス二重奏です。楽しみにしたいと思います。　
　　

（客席：正面、無料）