ベートーベン:ポロネーズ Op.89 ベートーベン:ピアノソナタ第17番 「テンペスト」 (休憩15分) ガーシュイン:前奏曲第2番 ガーシュイン:The Man I love コリア:Children's song 1,2,4,12,16,18 ヒナステラ:アルゼンチン舞曲
東響ロビーコンサートが終わり、新潟定期までの間、ちょうどこのコンサートがあり、聴かせていただくことにしました。 大滝さんは長岡出身ですが、スペインに留学され、帰国後は東京、新潟、福岡等で活躍されており、今回の公演も、新潟のほか東京と福岡で開催されます。東京は分かりますが、福岡とはどういうつながりなのでしょうか。 さて、長岡出身のピアニストで「おおたき」といいますと、ドイツを中心に活躍されている大瀧拓哉さんが先日新潟でリサイタルを開催されていますが、こちらの大滝さんも負けていません。 私が大滝さんの演奏を聴くのは、2010年4月の奥村景さんとのデュオリサイタル以来となりますので、6年半ぶりということになります。 客の入りはそれなりにというところで、サロンコンサート的な、アットホームな雰囲気でした。大滝さんの解説を挟みながら演奏が進められました。ピアノソナタも楽章毎に区切って演奏しました。人柄を反映してか、実直な演奏で、真摯な演奏態度が好感が持てました。 休憩時間にはワインやお茶のサービスがあり、まさにサロンコンサートという雰囲気でよかったです。 休憩時間が終わって客席に着こうとしましたら、携帯電話のバイブが鳴り出し、職場からの呼び出し。後半を聴かずに退席することになりました。全部聴けずに残念でしたが、素晴らしい演奏だったに違いありません。次の機会にはしっかりと聴かせていただきたいと思います。
(正面右寄り2列目、¥2000)