ジョン・健・ヌッツォ in リサイタル
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2016年6月5日(日) 15:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
テノール:ジョン・健・ヌッツォ
ピアノ:村松亜紀
 

ドニゼッティ:清く美しい天使よ−歌劇「アルバ公爵」より
ベッリーニ:フィッリテデの悲しげな姿よ
       美しい月よ
       優しい妖精、マリンコニーアよ
       喜ばせてあげて
       お願いだ、私の美しき理想の人よ
フロトー:愛の化身かすっかり姿を現してー歌劇「マルタ」より
ヴェルディ:女心の歌ー歌劇「リゴレツト」より

(休憩20分)

トスティ: 君なんかもう
      かわいい口もと
      暁は光と闇とを分かつ
プッチーニ:大地と海
マスカーニ:セレナータ
デンツァ:妖精の瞳
プッチーニ:ひそやかな調和ー歌劇「トスカ」より

(アンコール)
ナポリ民謡:帰れソレントへ
プッチーニ:誰も寝てはならぬ−歌劇「トゥーランドット」より
ナポリ民謡:オーソレミオ

 通常料金は、S席 5,000円ですが、東響定期会員(S席会員)の特典で、S席券が無料配布されました。今日はほかにも興味深い公演があったのですが、せっかくのチケットですので、聴きに行くことにしました。

 今朝は7時から町内会の公園の草取りに励んで疲労困憊。シャワーを浴びて休んでいましたら、急な業務連絡が入りどうなるかと思いましたが、無事処理が終わり、予定通り出かけることができました。

 私が与えられた席は1階席中央。なかなか良い席です。客の入りは程々というところでしょうか。照明が落とされて暗い中、ヌッツォさんと村松さんが入場して、照明が点けられるとともに演奏が始まりました。

 ホールいっぱいに響くテノールの歌声は美しく、声量豊かで艶があり、惚れ惚れとするようです。1曲目から聴衆を魅了しました。ヌッツォさんの挨拶の後、以後、イタリアの歌曲のいろいろが歌われました。

 後半もヌッツォさんのトークの後、イタリアの歌曲が続きました。今回の公演は、イタリア歌曲のCDの発売を記念しての全国ツアーだそうです。
 アンコールは3曲。プッチーニで大盛り上がりとなったところで、次の福島公演に向けて、会場風景と福島の人に向けてのメッセージをスマホで撮影しました。ヌッツォさんの公式ブログにアップされるものと思います。

 最後の最後は定番のオーソレミオ。熱狂と興奮の中に終演となりました。さすがにすばらしい歌い手です。こんなすばらしい公演を無料で聴けて幸運でした。今回は招待でしたが、自分でチケットを買ってでも聴く甲斐があった公演だったと思います。

 

(客席:1階12-29、S席:定期会員招待)