ラ・フォル・ジュルネ新潟2016 プレ公演 | |
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2016年4月16日(土) 18:00 新潟市秋葉区文化会館 | |
LFJ新潟2016スペシャル市民オーケストラ 指揮:星野勝彦 合唱:新潟市立新津第一中学校合唱部(*) |
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(熊本地震犠牲者への追悼演奏) J.S.バッハ:G線上のアリア シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 op.97「ライン」 抜粋 グリーグ:組曲「ペール・ギュント」第1組曲 op.46 から 「春」 楽器紹介(琵琶湖周航の歌にのせて) ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」op.8 より 「春」 第1楽章 グラズノフ:バレエ「四季」 より 「秋」バッカナール J.シュトラウスII:ポルカ「雷鳴と稲妻」 op.324 ホルスト:組曲「惑星」 op.32 から 「木星」 抜粋 チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」 から 「雪片のワルツ」 抜粋 (*) ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 「田園」 抜粋 (アンコール) あなたに出逢えたこの町で〜にいつのうた〜 (*) |
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いよいよLFJ新潟の季節がやってきました。今年のプレ公演は秋葉区での開催となりました。この開催を盛り上げようと「ラ・フォル・ジュルネの木
in AKIHA」というイベントが開催され、加藤礼子さんと斉藤晴海さんの演奏で楽しませていただきました。 その後は近くの温泉で一休みをし、再び秋葉区文化会館に戻り、早めに開場の列に並びました。開場後中ほどに席を取りましただ、約500席のホールは満員の大盛況となりました。 例年のように、篠田新潟市長の挨拶の後開演となりましたが、熊本地震の犠牲者のご冥福を祈り、「G線上のアリア」が献奏され、追悼の時間が設けられました。 しばしの沈黙の後、プログラムが開始されました。LFJの今年のテーマにちなみ、「自然」に関連した曲の数々が一部抜粋で演奏されました。 新潟交響楽団、新潟室内合奏団、新潟メモリアルオーケストラ、北区フィルハーモニー管弦楽団、東シティ管弦楽団、新潟大学管弦楽団、新潟中央高校管弦学部、新潟市ジュニアオーケストラ教室の、新潟市内で活動するオーケストラのメンバーにより結成されたスペシャル市民オーケストラによる演奏で、これに地元の新津第一中学校合唱部も共演しました。 臨時編成の市民オケですので、曲により演奏の出来不出来はありましたが、曲の楽しさ、魅力を伝えるには十分な演奏だったと思います。高校生から熟年まで年齢幅が大きく、まさに市民のオケを象徴していました。曲毎にヴァイオリンの並びが変わり、コンマスも交代していたのが面白かったです。 おなじみになった奈良さんによる軽妙な楽器紹介は楽しかったです。今年は地元出身の吉田千秋が原曲を作曲した「琵琶湖周航の歌」のメロディに載せて、弦楽器、木管楽器、金管楽器・打楽器の順に、楽器毎に演奏されました。 ヴィヴァルディの「春」は、葉加瀬太郎似(?)の小島さんのソロがすばらしく、弦楽合奏のアンサンブルも見事でした。「雷鳴と稲妻」も迫力を感じられて良かったです。 抜粋での演奏が多く、もっと聴きたいと思いましたが、限られた時間の中で名曲のエッセンスを楽しむには良かったと思います。 共演した地元女子中学生の合唱も良かったです。フルオーケストラとの共演は当然初めてだったと思いますが、美しいハーモニーを聴かせてくれました。 本公演までにはもう少し時間がありますが、開催が楽しみですね。一人でも多くの人たちに楽しんでもらいたいと思います。私も時間の許す限り参加すべくスケジュール調整したいと思います。 (客席: 9-13、¥1000) |