軽井沢吹奏楽団第20回定期演奏会
←前  次→
2015年6月20日(土) 18:00  軽井沢大賀ホール
 
指揮:藤牧健一
 


シカゴの美人

祝典序曲
風紋
陽はまた昇る
歌劇「イーゴリ公」より ダッタン人の踊り

(休憩15分)

アフリカンシンフォニー
エル・クンバンチェロ
天空の城「ラピュタ」〜キャッスル・イン・ザ・スカイ〜
サウス・ランパート・ストリート・パレード
オペラ座の怪人

(アンコール)
ハッピーバースデイ
もう1曲
 
 

 このところ仕事が忙しく、コンサートはご無沙汰です。木曜日はタリス・スコラーズに行く予定でしたが、仕事で断念。週末も新潟交響楽団の定期演奏会に行く予定にしていましたが、仕事で軽井沢に出張することになり、チケットを無駄にしてしまいました。

 ということで、軽井沢に宿泊しましたが、夜に何かないかと調べましたところ、軽井沢大賀ホールでこのコンサートがあることが判明しました。
 何という幸運と大喜びしました。軽井沢吹奏楽団には申し訳ありませんが、この楽団に興味があったということではなく、軽井沢大賀ホールに行ったことがなかったので、ホール見学というのが主目的でした。

 雨の中大賀ホールに到着。当日券を買って入場しました。中には入れましたが、客席への入場は少し待たされました。

 時間になってホール内へ入場。五角形の小さなホールで、最後方でもステージが近くに感じられます。私は正面右寄りの最後方に席を取りました。

 開演のチャイムが鳥のさえずりというのはの洒落ています。さすがに軽井沢ですね。ステージ後方の出入り口から団員が入場し、いよいよ開演です。

 最初はプログラムになかった曲が演奏されました。この曲は第1回定期演奏会の最初の曲だそうです。その後は地元FM局の女子アナの司会で演奏が進められました。

 演奏はなかなかのもの。小さな町の吹奏楽団ということで、期待はしていなかったのですが、私の認識不足であり、見事な演奏に驚きました。

 各パートに、指導者の先生が賛助出演して引き締めており、速い曲やにぎやかな曲は粗が見えず、聴きごたえは十分でした。スローな部分や、静かな部分での演奏にアマチュアらしさを感じましたが、十分に満足できるものでした。

 この公演は軽井沢吹奏楽団の20回記念公演ということで、特別なもののようでしたが、創立20周年を祝うにふさわしい演奏だったと思います。

 このホールはこじんまりとしていますが、たいへんきれいであり、音の響きの良さも特筆できます。実にいいホールです。

 素晴らしいホールで素晴らしい演奏にめぐり合えて、非常に幸運でした。日頃の行いが良かったからでしょうか。

   
(客席:B-D-1、当日券:\700)