鼓童特別公演　ワン・アース・ツアー2015　永遠
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２０１５年６月６日（土）　１４：００　　新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
芸術監督：坂東玉三郎
第一部：法話 （休憩15分） 第二部：鼓童特別公演 　　一幕 　　　　夜霧〜朝焼け雲〜午睡〜青天〜カタライ〜雨よ風よ （休憩15分） 　　ニ幕 　　　　魅惑〜焚火〜ひのこ〜麗しき森〜満ちる〜直線〜四段
この公演は、親鸞聖人750回御遠忌を記念して、親鸞さんにあおう実行委員会主催、真宗大谷派三条教区協賛による特別公演です。 　最初に親鸞聖人に関する法話がありますが、その後は通常の鼓童の公演と同じ内容の公演が行われます。特別公演ということで、通常の鼓童の公演より低料金というのが魅力です。私は浄土真宗の門徒ではありませんが、鼓童目当てにチケットを買いました。 　このところ多忙な日々で、しばらくぶりのコンサートになります。昨日から天候が優れませんが、その分気温がちょうど良くて過ごしやすく感じます。今日は休みをいただきましたので、ゆっくり寝ていようと思ったのですが、いつものように5時前には目が覚めてしまいました。雑用を済ませ、某温泉で体を癒してから出かけました。 　白山公園駐車場は満車。市役所も陸上競技場の駐車場も満車。ちょっと離れたコインパーキングに止めてホールに急ぎました。ホールは老若男女で大賑わいです。浄土真宗の関係者が多いと思われ、いつものコンサートホールの客層とは全く異なります。 　最初は親鸞聖人に関するビデオが上映され、その後僧侶による法話が20分ほどありました。なかなかありがたい話ではありました。 　休憩を挟んで、いよいよ鼓童特別公演の開演です。これまで鼓童の公演は何度か聴いたことがありますが、坂東玉三郎が芸術監督になってからは初めてです。 　今回の演目は、坂東玉三郎が芸術監督に就任してから3作目にあたり、「永遠」と題されています。「永遠」をテーマとして、全てが新曲からなります。 　会場はコンサートホールということで、舞台装置が使用できませんが、照明と手持ちの幕で効果的な演出がなされていました。 　楽器は多彩で、50種を超えるとのことです。銅鑼やティンパニまで使用されました。曲調も様々。エスニック風な曲まであり、飽きさせませんでした。最後は魂を揺さぶる大太鼓の連打で、感動と興奮のフィナーレを迎えました。 　以前のように和太鼓をひたすら叩きまくるというのではなく、洗練されたパフォーマンスを見せてくれました。和太鼓という枠を大きく超越し、芸術性あふれる舞台を創り出していて、さすが鼓童とうならせました。 　 　 　 （客席：２階C5−11、\4000）