ネーベル室内合奏協会第66回定期演奏会
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2014年10月5日(日) 14:00  新潟市音楽文化会館
演奏:ネーベル室内合奏協会
指揮・音楽指導:岡田龍之介
ソプラノ:風間左智
 

カンプラ:オペラ・パレ「優雅なヨーロッパ」

パーセル:歌劇「ディドとエネアス」より (ソプラノ:風間左智)

リュリ:音楽悲劇「アルミード」より パッサカリア (ソプラノ:風間左智)

(休憩20分)

J.S.バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV1060              
               第1チェンバロ:師岡雪子、第2チェンバロ:岡田龍之介

J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056
               チェンバロ:岡田龍之介

(アンコール)
J.S.バッハ:G線上のアリア
曲目不詳(チェンバロ独奏:岡田龍之介)
 
 

 今回の演奏会は、指導者として長年に渡って関わり、昨年急逝された柴田雄康先生を偲んでの追悼演奏会です。いつもの定期演奏会は有料ですが、今回は無料(整理券要)でした。ロビーには柴田先生の遺影が飾られ、特別な演奏会であることを示していました。

 合奏団の編成は、第1ヴァイオリン:4、第2ヴァイオリン:3、ヴィオラ:2、チェロ:2、コントラバス:1、リコーダー:2です。オリジナルメンバーは、コンマスの佐野先生をはじめ8人ですが、会友・賛助出演が8人おられました。この中には、奥村和雄先生のほか、佐々木友子さん、庄司愛さん、渋谷陽子さん、別森麗さんなど、お馴染みの人たちがおられました。新潟の音楽界の重鎮が集まった豪華な顔ぶれす。

 これだけのメンバーですから、演奏は悪いはずはなく、優雅な気分で音楽に浸り、至福のひとときを過ごすことができました。美しい弦楽合奏に素朴なリコーダーの調べ、そして華麗なるチェンバロ。さらにはしっとりとした風間さんの歌声。ホールの響きも美しく、宮廷に居るかのような、贅沢な音楽を堪能しました。

 こんなにも素晴らしい演奏を無料で聴けるなんて、何と幸せなことでしょう。合奏協会の皆様に感謝せねばなりません。


 
(客席:12−8、無料)