ラ・フォル・ジュルネ新潟2014 第1日
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2014年4月25日(金)   新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
 
 
18:30 オープニングセレモニー

     演奏:ムジカーシュ

19:15 オーケストラアンサンブル金沢、三ツ橋敬子(指揮)
 
 
 新潟の春の風物詩となった「LFJ新潟」の開幕です。今年のテーマは「三都物語 ウィーン・プラハ・ブタペスト 〜ドナウとモルダウの間に〜」です。
 今年は集客増をあきらめたのか、劇場での公演がなくなりましたし、出演者やプログラムの魅力が、これまでに比して低下している感は否めません。予算を削減して、身の丈にあった開催規模にしたということでしょうか。でも、多くの人で賑わってもらいたいものです。

 18時10分から交流ステージがスタートしましたが、平日ですので、これを聴くことはできませんでしたが、大急ぎで駆けつけて、オープニングセレモニーの途中から参加させていただきました。

 東ロビーの特設ステージに駆けつけると、市長の挨拶が終わるところでした。大盛況かと思いきや、一般客は少なく、報道陣の多さが目立っていました。
 セレモニー後に、ハンガリーの民俗音楽を演奏する「ムジカーシュ」が登場し、軽快な音楽が4曲演奏されました。熟年男性の4人組ですが、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスのほか、珍しい民族楽器を使用して、楽しい演奏を聴かせてくれました。

 その後、外へ出て、県民会館の外壁に映写された「プロジェクションマッピング」を楽しみました。昨年同様に、市長のすぐ横で鑑賞。映像はきれいなのですが、音楽が聴き苦しかったです。

 そして、いよいよオーケストラアンサンブル金沢によるオープニング公演です。本当は井上道義さんの指揮のはずだったのですが、健康上の理由により三ツ橋敬子さんに交代になりました。
 ちょっと魅力的でない演目を反映してか、客の入りは悪く、1階と2階Cブロックに客が入っているだけで、あとはガラガラ状態でした。これまでのオープニングコンサートの中では、一番寂しいものになりましたが、演奏は良かったです。
 小編成のオケですが、三橋さんのキビキビした指揮に応えて、小気味良い演奏を聴かせてくれました。明日は賑わうと良いのですけれど・・・。